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秋の桜子詩集

新年に寄せて

作者: 秋の桜子

空は青


風は透き通る


雲は白 


下がる南天 朱色の珊瑚


濡れた土に 


萌える 芝はり 若菜色


薄茶色の猫じゃらし


ポチポチ種は


土に眠りて


春を待つ




ふくふくと 空を掴みし ややこ握る手 幸せいっぱい。





空に響く


子供の声が駆け抜ける


アスファルト


走る 走る 


追いかけごっこ 鬼ごっこ


夕になり


空は茜に染まりて


金の雲


吐く息白く 日が暮れる



グツグツ グツグツ 


白菜 しらたき 豆腐


椎茸 えのきに 赤い蟹


皆で笑顔で囲む 晩御飯





くつくつと 煮える蟹鍋 無言でつつく 令和の正月。



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― 新着の感想 ―
[良い点] (∩´∀`)∩ お正月ですね~♪
[一言] やはり桜子さんの詩はイイですね!! 幸せな家庭のお正月の風景が目に浮かびます♪
[一言] いろいろ考えさせられましたが、この時期って鍋食べたくなるということにすべて持ってかれましたのですよー
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