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ゴーレ無双~ ”ゼリー”なオレは、早く人間になりたい~  作者: North.s.Traveller(ノーズトラベラー)
こんな”転生”って・・・
2/2

第1プル プルプルな転生・・・

「頼むぞ‥‥頼むぞ‥‥」



・・・



「頼むぞ‥‥頼む‥‥」



・・・・



「・・・頼むゥ!

もう今回で、¨666¨回目もの試行なんじゃぞ!?」




・・・・・



「動け! 動くんじゃ!」



・・・・・・



「動けェッ!

 お前は、ワシの最高傑作じゃろゥ!?」



・・・・・・・



「頼む・・・動いてくれ・・・・

 もう・・・・・もう、ワシには後がないんじゃ‥」



・・・・・・・

うっ・・・ここは・・・?



「おっ‥‥? おおぉ‥‥!?」



あれ・・・?

確か・・・オレは・・・



「ンォォォォォォ!

 ついに‥ついに動いたゾイッ!」



うわッ!? ビックリした!

なンだ、このじいさん!?



「苦節する事…実に、¨600¨年…。

 ¨あやつ¨の忌々しい、クソッタレ¨王国¨は

 とっくの昔に滅びてもうたが、

 ワシの¨復讐¨は終わらんぞ‥‥。」



…えっ? 何?

何を語っているんだ? このじいさん…?



「クソッタレ王国もそうじゃが‥‥

 特に¨あやつ¨…妙ちきりんな¨魔道具¨を

 持っていた¨あやつら¨ァァァァァァ‥」



王国…? 魔道具…?

‥‥てか、なんで!?

なんで、オレ‥¨水¨の中に、いるの?

えっ? これってェ‥‥もしかして、

¨培養液¨的なモノ!? 仮○ライダー的な展開!?



「¨あやつら¨さえ、いなければァァァ…!

 とっくの昔に、あのクソッタレ¨王国¨に

 復讐できたのにィィィ!

 もう、¨あやつら¨が、

 生きてるかどうかは知らんが‥‥

 生きておったら…生きてるのが…

 苦痛に思う程に…なぶって‥嬲って‥

 ブチ殺してくれるわいィィィィィィィィィッ!」



・・・うわ~、なんだろう・・・

例えちゃって悪いかも知れないけど‥。

¨末○¨の精神病に認定されそうなぐらい、

¨引く~¨な内容を言っちゃってるよ…

このじいさん‥。

 ・・・というか・・・ここから出れないかな…。

窮屈だし‥なんか‥体の¨感覚¨が全くないし‥。



「ゼェ‥ゼェ‥。

まぁ…¨仮定¨の話をしても仕方ないワイ‥。

今は¨今¨じゃ…やるべき事をやるかのう‥。

 ンッ、ンンッ!

さ~て、我が子よ‥愛しき我が子よ‥。

ついに、目覚める時が…目覚める時が来たのじゃ!

お前を解き放ち…偉大なる¨邪神¨様の元、

この世界の全てを…破壊するのじゃアァァァァァ!

ウコッ、ウコケッ、ウケコッ‥

ウケキャアァァッ~

ハ〜ッハッハッハッハッハッハァァァァァァッ!」



‥ヤベェ‥「人は見かけによらない」‥って、

言う事があるから、言わないでいたが‥

この¨じいさん¨‥‥¨見かけ通~り¨だ‥。

¨マジモン¨に、狂ってやがる‥‥。

 ‥‥てか、ヤバくないか?

この”深緑の小汚ないローブ”を着た、

カッサカサ肌のヤバイ¨ジジイ¨の話が本当なら‥


今‥‥オレは‥‥あれだ。

ネットで流行っていた¨異世界¨モノの

小説のように、¨異世界転生¨をして‥‥

¨邪神¨‥って言ってたからには、ここは、

¨魔王軍¨なんかの¨実験施設¨なのか?

 そんで、拉致られて‥¨生物‥兵器¨‥か?

その¨実験台¨にされている‥‥って、

感じの状況なのかな?

‥‥¨ジジイ¨の話から判る限りだが‥‥。


よしッ! じゃあやる事といえば…



☆「ンゴッ! ンゴゴゴッ!

 ンゴゴン、ンゴゴゴンッゴゴゴンッ!」

(訳)おいッ!

 クソジジイ! 今すぐここから出しやがれッ!



「おぉぉ~そうか、そうか‥‥。

 そんなに¨邪神¨様の元に仕えるのが、

 嬉しくてしかたないのじゃな!

 解るぞ~ワシにも解るッ!」



☆「ン~ゴッ! ン~ゴッ! ンゴゴゴッ!

 ンゴゴ、ンゴ、ンゴ、ンッゴゴッ!

 ンゴン、ンゴゴ、ンゴンゴ、ンゴゴゴ、ンゴゴン

 ンッゴッゴッゴ、ン~ゴンゴゴゴゴッ!」

 (訳)違ェッ! 違ェよッ! クソジジイッ!

 ¨お・門・違・い ¨なんだよッ!

 ¨邪神¨なんて聞くからにヤバそうなヤツに

 はなっから誰が¨仕える¨かッ!



「ワシも、相当な¨恩義¨を感じてるからノォ~!

 あのお方のお陰で、ワシは¨120年¨ぽっちしか

 ないような寿命から、¨600年¨もワシの¨復讐¨を

 遂げるための¨時間¨を

 お与えして下さった方じゃからのう~!

 実に偉大! 尊大そんだい、寛大なる¨邪神¨様じゃ!」



☆「ンゴゴゴンゴッ! ンゴゴゴッ!

 ンゴ、ンゴゴゴ、ンッゴ、ッンゴゴゴッ!

 ンゴゴ! ンゴンゴゴ、

 ン~ゴゴゴ、ンゴゴッゴ、ンゴゴッ!

 ンゴ~ンゴンゴ、ンゴゴンゴッ!

 ンゴ! ンゴゴ! ンッゴゴゴ! ンゴゴゴッ!

 ンンゴンゴゴッ!」

(訳)人の話を聞けッ! クソジジイッ!

 後、「尊大」の意味、間違ってンぞ! 

  ¨見下す¨って意味だぞ! ¨語呂¨がいいからって

 意味も解らず、¨上司(邪神)¨に使ってるって、バカかッ!

 ¨罵倒¨してるようなもんだぞ!

 てか、気付け!気付けよ!クソジジイ!

 聞いてンのか!?



「あぁ‥こうも思うと‥ムショ~にッ!

 ¨邪神¨様への感謝の¨歌¨を一曲、

 作りたくなってきたノォ~。

 ・・・ヨォオォォォォォォシィッ!

 ¨新型¨の完成祝いも込めて、我が子を見ながら

 じ~~~~~~っくりとッ! 作るとしよう!」



・・・クソがッ!

畜生、埒が明かなねェ!

 今のこの状況を¨誰か¨が見たら、


 「冒頭から¨キャラ¨感はどしたの!?」


ってツッコまれそうだが‥‥

そんなコタァ、どうでもいいッ!

 つーか、どんな¨防音¨性能を誇っているんだよ!?


…¨水¨の中ってのもあるかもしれんが…。


しかも、さっきからクソジジイが話す中で、

ず~っと、ブッ叩いているのに、ビクともしないって

¨水族館¨の”耐圧ガラス”かよ、コイツは!?



「Oh、Oh、我らが邪神様~!

 もう、褒めちぎるし〜かな〜いのじゃ〜♪

 ・・・ん〜なんか違うノォ〜。

 Oh、Oh、我ら~が邪神様~!

 純水無垢、唯我独尊、絶対無敵ッ〜♪」



ダァ〜ッ!

下手くそな”童謡”と、”勇気◯%”みたいな

胸クソ悪い歌を歌うんじゃあないッ!

何とかして、こっからでないと!

しかっし、頑丈だな‥この¨ガラス¨‥‥

自分で言うのも変だが、¨殴る¨と思って、

体を動かそうとすると、ないハズの¨感覚¨が

感じられるんだよな‥‥。

 ‥‥もう少し、自分の体が¨硬い¨ならなぁ‥



~ゴンッ・・・ミシッ~



「んっ? ・・・気のせいか・・・。

フンフン・・・我らが~」



ッ! 今‥ガラスが¨軋んだ¨よな!?

‥‥もしかして‥ウラッ!



~ガンッ・・・ピシッ~



「んん~ッ?

・・・オォ! 元気が良いことじゃなぁ!

しかしのぅ、そのガラスは、ワシの特別製じゃ。

簡単には割れんぞ、我が子よ‥。なんせ、

この世で最も硬い¨ダストマタートル¨の甲羅を

粉末にし、ワシのオリジナルの配合法で精錬した

これまた¨特別製¨の¨培養タンク¨じゃ。

中々のできじゃろぅ?」



あ~そうですかい‥‥。

¨ダストマタートル¨だの、¨特別製タンク¨だの、

御丁寧にド~モ、クソジジイ‥‥。

もう御託は、聞き飽きたんだ。

 アンタが、オレを”助けて”くれたんだろうが、

ど〜考えても、”前世”以上に、後先”真っ暗”しか

ないような”就職先”なんて、まっぴらゴメンだねッ!

 恩を仇で返すようで、ちと、

心が傷むかもしれないが、こちらとら”12年”ッ!

夢のため、文句も言わずに”有給”ほぼナシとかで

色々、頑張ってきてんだ。

 せっかく”異世界”って珍しいとこに来たんだ。

”長期休暇”もとい、余生は、ここで自由に、”謳歌”

させてもらう・・・ゼッ!



~ガギンッ! ビシィッ!~



「な・・・なんじゃ⁉︎」


☆「ンゴゴゴォォォォォォォォォォォォォォォ!」

(訳)ウオォォォォォォォォォォォォォォォォ!



全力でッ!殴りまくってッ!ブチ破るッ!



~ガギンッ! ガギンッ! ガギンッ! 

 ピシィッ!


 ガギンッ! ガギンッ! ガギンッ!

 ピシシィィッ! 


 ガギンッ! ガギンッ! ガギンッ!

 ピシャンシィッ!


 ガギンッ! ガギンッ! ガギンッ!

 ピシピシピシピシピシピシピシピシピシピシ


 ガギンッ! ガギンッ! ゴギィンッ!

 ピシィィィィィィィィィィィィィィィィッ!〜



「やィィィィィィ? やめろッ、やめるんじゃァ!

 何故、そんなに暴れる⁉︎」



 ちょっと”ハイ”って奴になってるんでな!

こんな”ガトリング”のような”連続パンチ”を放てる

なんて、思いもしなかったからな!


今のオレは、”ダイヤモンド”だ!

前世で、世界屈指の”硬さ”を誇った、

”天然”硬度ランキング

<No.1>の”ダイヤモンド”だ!


¨ダストマタートル¨が、どれ程の硬度なのかは

知らんが、この”体”が、”柔らかく”ても、

<イメージすれば>”硬くなる”んなら・・・

 前世の12年間、頑張って作ったコネクションと

趣味の両方で培った”鉱物”や”工業関連”の科学知識が

この世界で火を噴くゼッ!


そしてェェェッ!

¨ダストマタートル¨が”ダイヤ”より硬かろうが、

なるべく”同じ”箇所を殴り続ければ・・・。



☆「ンゴン、ンゴゴッ! ンッゴゴゴゴッ! 」

 (訳)”疲労限度”でブッ壊れるんだよッ!



 〜バキャァァァァァァァンッ!〜



うわっ!

体がヌルッとして、流され・・・!



「ヌワァァァァァァァァァッ! こっち来る‥‥

 ゴベヴェェェェヴェヴェヴェヴェヴェッ‥‥!」







閑話休題(流れる事、約1時間)







「ンゴゴ・・・?」



んんっ‥‥‥ここは?

 あれっ? ”ジジイ”はどこに行った?

‥‥まさか、上司に俺が”逃げ出した事”を

報告しに行ったのか⁉︎

 そういう事なら、早くここから逃げないと‥‥

‥‥って、アレッ?

また体の”感覚”が‥‥ないッ?


ちょ、ちょっと待て?

”イメージで、硬くなれる”能力があるなら、

少なくとも、まだオレは”人間”の体の筈だろ⁉︎

オレの体って、一体どうなって‥‥‥‥フェッ⁉︎



 〜ドロッ‥‥ヌチャッ〜



・・・

(自分から突きでた”腕”らしき

 ”2本”の滴る”液体”の棒を振ってみる‥‥)



 〜プルン、プルプルプルプルプル‥‥〜



☆「ン‥‥ンゴ‥‥ンゴォォォォォォォォォォ⁉︎」

(訳)ふぁ‥‥あくぁぁ‥‥

 ウワァァァァァァァァァァァァァァァァァァ⁉︎



オレは‥‥一体‥‥

何にされたんだ‥‥‥‥⁉︎

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

お読み頂き、ありがとうございます・・・。

(暴走気味に、これからも書いていくと思いますが、

  何卒、温かい目で、よろしくお願いします・・・・。)


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