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ゴーレ無双~ ”ゼリー”なオレは、早く人間になりたい~  作者: North.s.Traveller(ノーズトラベラー)
プロローグ
1/2

~人間だったオレ~

自分、この小説の他に、

”メイン”の小説と”避暑地”となる小説を書いていますが、

この小説はさらに”避暑地”となる(”避暑地”の”避暑地”で。)小説です。


作者の趣味丸出し気味で、さらに好き勝手やると思いますが、

「暖かい目」で見守ってくださると有難いです・・・。


後、どーでもいいかもしれませんが、

いつか後程、”メイン”の小説を削除して、

”避暑地”(この小説ではないです。)の方を”メイン”にしまッす。

(よろしければ”避暑地”、読んでみてくださいね・・・。)


これまた不定期ですが、宜しくお願いします・・・。

「ハァ~(つッか)れた・・・」



オレは「工藤くどう 力也りきや」。


大手企業「三星みつぼし重工じゅうこう」に勤め、

そこでの仕事や人間関係に、タメ息や不満を

隠せないぐらいにストレスを溜め込んでいるが、

今日も”大爆発”一歩手前で、

仕事をこなしてきた”エリート”だ。


・・・って、最後は「エリート」って、

格好付けちまったけど、「エリート」は「エリート」

でも、”事務”職で”部長”をやってるぐらいだ。


そう、

オレは工業の花形である”技術開発”職に

就きたくて、この会社に就活をしたわけだが、

結果は轟沈ごうちん・・・。


落ちて来年まで、

”カップラーメン生活”を送ろうとしていた所を、

当時は”面接官”で”課長”でもあった

御国みくに課長」に拾われ、慣れないながらも

必至こいて頑張ってきた結果、今の地位にいる。

 因みに、課長は今でも現役(課長)だ。

(偉くなり過ぎない、今の地位が丁度いいんだとさ。)



だが、オレは諦めたワケではない。



入社して、事務職を務めるかたわら、

「技術開発職」への道を切り開くため、

積極的に残業して、寝る間も惜しみ、

”新技術”開発のため、地獄に籠るかのような勢いで、

何度も何度も、企画や設計を”開発課”に持ち込んだ。

・・・12年間、ずっと・・・。



そして・・・今年で、”35”になる・・・。



結婚しているか? 興味がないわけじゃあない。

趣味はなにか? 仕事だ。・・・実らないけどな。

充実しているか? ”夢”が叶っていないのに?


お金も、地位も、仕事や、人望も・・・

三拍子以上に、<イイモノ>が揃っているのに

”満たされる事”のない毎日・・・。


ああ・・・誰かに、

今の”自分”を全て明け渡してしまいたい・・・。

部下でも良い、恩師の”課長”ならもっと良いが、

最悪”悪人”と呼ばれるような者でも良い・・・。



技術開発を・・・オレの”夢”を・・・。



「ッ! 危ないッ!」



☆「んッ?」



アレッ?そういえば、オレ・・・何してたっけ?

確か・・・経理関連でどうのこうの・・・って、

”金属”部門の工場長と話で・・・その帰りだったか?

ていうか、なんであの従業員叫んでいるんだ?



「上ッ! 上ですよッ! 上ッ!」



☆「・・・上?」



物忘れとか・・・まだ”35”なのに・・・

なんて思いつつ、上を見てみる・・・って、エッ!?



☆「”年は取りたくないな・・・”

 なんて、もう言えないな・・・。」



目に見えたのは、

”1500°”ものの、ドロドロに溶けた”溶銑(ようせん”を

大量に運搬する「転炉」だった。


落ちることの無い筈の”それ”は、

見事に「バケツをひっくり返したような”大雨”」を

体現するかの如く、超高温の”溶銑”を大量に

オレに浴びせ、スッポリと窯の中へ、誘う・・・。


そう、この時こそ、

オレがこの世(・・・)から溶けてなくなった

瞬間だった・・・。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

いかがでしたでしょうか?


最初に書いておきますが、作者は、工業系の知識は”皆無”に近いです。

調べて、なるべく正しいモノを書いていきますが、それでも<間違い>が

ありましたら、解りやすく・・・

”ご指摘”及び、”ご教授”をよろしくお願いします・・・。

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