第2話
やっぱ、無口な主人公って難しい・・・・・・;;
ヤバイ、1楽章でもう挫けそうww
でも、めげずに行きますよ!!
暖かな日差しが差し込んで、ベッドに眠るレイの頬を照らす。
あれから、戦闘で疲れた・・・・・・と言う事はないが、南イタリアの端から北イタリアの端までの移動だ。
どんな屈強な戦士であっても、疲れない筈はない。
“最強”と呼ばれている彼だが、実は乗り物が滅法弱かったりする。
その疲れが帰宅して一気に来た為、糸が切れた様にベッドに倒れ込んで、そのまま寝てしまったのだ。
白と黒を基調とした部屋にアラームの音が響く。
部屋には必要最低限の家具と端末と本棚があって、その本棚にはぎっしりファイルや参考書などが詰まっている。
男子高生には質素で無機質な部屋だが、殆ど無感情な彼らしいと言えばそうだろうか。
鳴り続けるアラームを煩わしそうに手繰り寄せ、アラームを止める。
五月蠅い。 もう少し寝かせろ、ポンコツ。
自分でセットしておきながら、ぼんやりとそんな事を思う。
何と身勝手な使い手だろうか。
きっと、アラームに感情があればそんな事を思うだろう。
静かになったところで、レイはもう一度、目を閉じる。
そして、アラームというモノは、寝ようとした時に嫌がらせの如く鳴り響くのだった。
“早く起きろ、遅刻するぞ”と。
レイは、再び煩わしく鳴り出したアラームを思いっきり叩いて止めた。
五月蠅い、休みの日くらい・・・・・・。
ふと、そこまで思って、目を開ける。 いや、今日は何月何日だっけ?
今度は、ベッドサイドに置いてあるチェストに手を伸ばして、探る。
手に固い感触を認めると、それを手繰り寄せて、起き上がった。
携帯端末を開いてディスプレイを確認する。
携帯端末のディスプレイには、本日の日にちと現在の時刻が表示されており、ぼんやりとそれを眺めて5秒、レイの目は覚めた。
あ、遅刻だ。
面倒くさいな、と思いながら、レイはベッドから立ち上がって、風呂場に向かう。
ついでにシャワーでも浴びて、目を覚ますか。
洗面所の鏡に映ったレイの髪は、髪という髪が好き放題に跳ねまくっていた。
ショートヘアーで癖毛というのは、毎朝が大変なのである。
カラスの行水の如く早く風呂から上がると、レイはシャツを着て、ブレザーに腕を通すと、アイスクリームの形をしたお菓子のガブリッコを片手に鞄を持って家を出た。
レイがこんなキャラになるなんて、全くの予想外だったな・・・・・・;;
でも、ギャップも必要だよね、うん!
よし、ギャップ萌え狙って行くぜぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇえええ!!