第1話
別に、それは突飛な出逢いでも何でもない。
ただ、視界に入っただけの気紛れ。
そこから、特に関わりもなかった筈だ。
いつから呼ばれ出しただろう、その名前は?
ふと、そう考える事がある。
【死神の伯爵】。
由来なんて知らない。
気が付いたら、自分が現れた時にそう呼ばれていた。 さっきもそうだ。
ふと、曾ては動いていた肉の塊を、冷めた表情で青年は見下す。
この【人間だったモノ】も、生前は自分の姿を見て、【死神の伯爵】 だとか叫んでいた気がする。
そんな事をぼんやりと考えていたら、風が吹いてきて、月を隠していた雲が流れる。
遮るモノがなくなった月明かりは、先程まで数十人は居た人間を照らしてなく、代わりに黒く鈍く光る血の海と、その中心に立つ青年の姿を照らしていた。
風に攫われる無造作に跳ねた短い髪は、闇夜に溶けるような黒、紅い燐光を持つ目は触れれば切れそうな鋭さを持っている。
彼こそが【死神の伯爵】と呼ばれる死宣告者だ。
所以は、死神の持つ死神の鎌の様な大きな鎌を薙ぐ姿が、死神が人間の魂を掬い取る様に見える事から来ているが、彼はそれを知らないし、また、興味もない。
彼は、死神の鎌に付いた血を振り払うと、身を翻してその場を去った。
彼は、レイ・メルファヴォッロ・ディ・ミッドフォード。
南イタリアを中心に活動している単独死宣告者だ。
“マフィア間の抗争に彼があり”と言われるほど、抗争や紛争が起こる場所に必ずと言って良いほど現れ、どちらの味方をするでもなく、その場にいた人間を全滅させると言われている。
いつしか彼は、【庭の守人】とも呼ばれるようになっていた。
まぁ、何と呼ばれようが興味のない彼にとっては、知る由もない話だが。
別に、今の現状のこのイタリアを守りたい訳ではない。
今のイタリア統治者の肩を持つ者でもない。
ただ彼は、自分の思ったとおりに動いているだけだ。
誰の為でもなく。
誰の為でもなく、自分の思ったように戦う彼は当然、迷いがない為、強い。
だから、【死神の伯爵】なんて呼ばれているのも、ある意味当然と言えば、当然な訳だ。
恭一郎さんと96猫さんとアホの坂田さんのウェスタンスショーやばいww
あと、いーあるふぁんくらぶwww
あ、それはそうと、どうでしょうかね、この小説。
歴代で無口なキャラは結構いたのですが、主人公にしたことが無くて;;
主人公が無口だと、あまり会話文がないから、面白さを追求するのが難しいんですね;;
そんなこんなで次はレイの日常に迫っていきたいと思います!!ww