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Promessa della notte scura―死神の軌跡―  作者: 俺夢ZUN
第0楽章 プロローグ
1/6

第0話

闇夜の中飛び散る 紅い紅い鮮血は

白銀の月を紅く染め上げ 残酷で不浄な鎮魂歌―レクイエム―奏でる

神に命乞うたって 跪いて平伏したって

知る事か これは俺が

背負い 受け入れ 綴る命運―サダメ― 悪の業―カルマ―




生まれた時から、闇の中(そこ)に居たのかもしれない。


手を伸ばそうが届かない光。

手を伸ばすのはもう止めた。

これは俺が背負い、受け入れ、綴る命運(サダメ)、悪の(カルマ)


きっと、孤独(ひとり)で闇に囚われ、朽ちていくのだろう。

それも悪くはないと、受け入れていた。

お前に出会うまでは。


これは俺が、綴っていった悪の(カルマ)と一つの物語。


もしも、この運命を辿っていなければきっと、お前と会う事も無かっただろう。

そう思えば、この運命も悪くないか、なんて。

らしくもなく、思った──。













1951年──

英国では、変死事件が起こっていた。


その裏、イタリアでは、深刻なクーデター、マフィア間の絶えない抗争、英国との緊張、曾て、女王が治めていたイタリアの姿は何処にもなく、痛々しい現状が続いていた。


ある死宣告者は考えた。

行方不明の王女が帰ってくるまでにこの現状を何とかしよう。

そして、彼が弾き出した答え。










──そうだ、抗争の火種となる死宣告者、軍を潰していけばいい、と。


それから、その姿を見た者は生きて還ってくる事はない。

人々は畏怖の念を込め、彼をこう呼んだ。





──【死神の伯爵(デス・カウント)】。




1952年。


消えた王女の消息は未だに掴めない。

キャオス!!

そろそろ、Promessa di duo~太陽ト月~の別時間枠でも書きたいなぁ、と思いながら、そう言えばまだ、レイの話書いてねぇ!と思って、書いてみましたw

一応、この話はPromessaの別時間枠扱いなので、Promessaを知らない人でも解る様な内容を心がけていきますが、どうしても解らない所があれば、コメント下さいww



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