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第30話 安全宣言


ニュースキャスターが言った。「速報です」「政府は本日」「ツチノコの天ぷら問題について」「公式見解を発表しました」画面が切り替わる。記者会見。官房長官がゆっくり言った。「今回の件ですが」「専門家の意見を総合した結果」「国民生活への影響は」「限定的と判断しました」記者「限定的とは?」官房長官「はい」「専門家の」「99割が」「安全と判断しています」記者たちがざわつく。別の記者が言った。「残りの1割は?」官房長官は少し考えた。そして言った。「……現在調査中です」会見は終了した。ニュースキャスターがまとめた。「政府によると」「今回の件は」「99割安全とのことです」「なお」「念のため」テロップが出る。【非常事態宣言】ニュースキャスターが続けた。「不要不急の外出は控えてください」画面が街に変わる。夜の街。街灯。人が歩いている。街頭インタビュー。男性「夜も安心して歩けます」女性「夜も安心して歩けます」老人「夜も安心して歩けます」学生「夜も安心して歩けます」カメラマン「……」ディレクター「いいから続けて」テレビの前。俺はエアロバイクを漕いでいた。愛ちゃんが言った。「おじさん」俺「なんだ」愛ちゃん「このニュース」俺「どうした」愛ちゃんは静かに言った。「嫌な予感しかしません」その瞬間。エアロバイクが鳴った。バチン!!俺はつぶやいた。「……」そして言った。「これは」「ストレスバイクMAXだな」


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