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第50話 専門家の夢販売機四天王

(ミカちゃん監修)

(舞台:週刊・天動説クロニクル編集部・浦安支店。

ディズニーランドのすぐ隣、地下3階。

重厚なドア。

『編集長:愛』

その下の張り紙。

『アホは去れ(専門家専用出口:壁経由)』)

ドアが開く。

専門家(震えながら)

「し、失礼します……」

愛ちゃん(チュッパチャプスをガリッと噛み砕き)

「……またお前か」

専門家

「今日は重大な発見がありまして!」

愛ちゃん

「帰れ」

専門家

「人類は長年――」

「夢を販売してきました!」

愛ちゃん

「嫌な予感しかしない」

専門家

「それを説明するために!」

「夢販売機四天王です!!」

愛ちゃん

「また四天王か」

【先鋒】

1000円高級自販機

専門家

「1000円入れると!」

「豪華景品の可能性!!」

愛ちゃん

「可能性だけやろ」

専門家

「展示はPS5です!」

愛ちゃん

「入っとらんやろ」

専門家

「出てくるのは――」

「USBライトです!!」

愛ちゃん

「在庫処分やないか!」

【次鋒】

謎グッズ1000円自販機

専門家

「何が出るか分かりません!」

愛ちゃん

「怖いわ」

専門家

「夢があります!」

愛ちゃん

「ガラクタや」

【中堅】

駄菓子ガチャ

専門家

「100円で夢!」

愛ちゃん

「急に小さなったな」

専門家

「何が出るか分かりません!」

愛ちゃん

「ただの駄菓子や」

【総大将】

10円ガム

スタジオ沈黙。

愛ちゃん

「……」

専門家

「当たりが出たらもう1個!!」

愛ちゃん

「ただのガムや!!」

専門家

「しかし!」

「夢があります!!」

愛ちゃん

「ショボすぎるやろ!!」

愛ちゃん

「そういや専門家」

「呪いの禁書はどうした?」

専門家

「え?」

部屋の隅。

マダム(くまちゃん抱っこ)

マダム

「ホーッホッホッホ!」

「わたくしの2075年終末絵本ですわ!」

愛ちゃん

「また持ってきよった」

マダム

「くまちゃんと一緒に読めば安心ですわ!」

愛ちゃん

(くまちゃん没収)

マダム

「きゃああああ!!」

「くまちゃーん!!」

(ポトッ)

マダム

「えーん……」

スタジオ。

専門家

「つまり夢販売機は――」

「99割成功です!!」

愛ちゃん

「全部ハズレやろ!!」

愛ちゃん

「2075年の未来の戯言は予言できるのに――」

「目の前の10円ガムの当たりは見えへんのやな!!」

ざわつきスタジオ。

専門家

「ヒィィィィ!!」

(壁にめり込む)

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