第39話:悪意と善意のコンサルティング
オープニングBGM・軽快なバラエティ調】
ナレーション(キャスターのおじさん声)
「視聴率がガタ落ちの危機! 予言詐欺騒動の余波がまだ続いています……
そんな中、新しい風を吹き込むべく、本日はスペシャルゲストをお呼びしました!」【効果音:ドヤーン!】
黒崎蓮(黒マスク+安タキシード、スマホ片手で生配信中)
「フッ……俺はブラックコンサルタント、黒崎蓮だ。
お前らの番組、最初から見てりゃ一発でわかるぜ。
視聴者の悪感情が薄すぎんだよ。
もっと煽れよ。もっと叩かせろ。
それが令和のエンタメの正解だ。
(カメラ目線)チャンネル登録よろしくな! 今なら悪感情コメントで俺の再生数爆上がりだぜ!」【効果音:ぴょこん!】
白石みずき(白エプロン、ゆるふわヘア、巨大エコバッグ抱えてニコニコ登場)
「えへへ~、あの~、私、白石みずきっていいます~♪
近所の『健康スパイス専門店』で働いてるんですけど……
これ! 新入荷の『奇跡の健康スパイス』ですよ~!
一振りするだけで、視聴率が爆上がり間違いなしですっ!
みんな笑顔になっちゃいますよぉ~!」(袋から取り出した小瓶:ラベル手書き「奇跡のスパイス」、中身は明らかに賞味期限切れの唐辛子粉+砂糖+謎の塊)マダム(目を輝かせて)
「ホホホ! なんて素晴らしい悪意と善意の融合!
黒崎さん、このスパイスを使って、次回の料理は史上最狂の『地獄の唐揚げ』にいたしましょうわ!」黒崎
「フッ……いいね、そのノリ。
マダム、お前センスあるよ。
俺の理論に乗っかれば、この番組は地獄の底までバズるぜ。」愛ちゃん(即座にブチギレ)
「おい黒崎! マスク被って何ドヤってんねん!
ただの炎上YouTuberやろ! 登録者3万人とか自慢にもなんねぇわ!
生配信? 勝手にやってろ! もう見ねぇから!!」愛ちゃん(みずきに向かって)
「みずきさんも笑顔怖すぎるって!
そのスパイス絶対ヤバいやつやん!
賞味期限切れてるやん! 善意の押し売りで店もう潰れかけてるだけちゃうの!?
お前ら誰や! コンサルでもなんでもない、ただの痛い大人コンビやろ!!」専門家(いつものおじさん、冷静に)
「いや、これは……革新的なマーケティング戦略ですよ。
悪意と善意の両輪で視聴者を引きつける……素晴らしい発想です。」【効果音:ブチッ!】
愛ちゃん(絶叫)
「はぁぁぁ!? 専門家まで乗っかっとるやんけ!!
もうええわ!!」【効果音:ドゴォォォン!!】
愛ちゃんの必殺鉄拳!
黒崎とみずき、まとめてスタジオの外へ吹っ飛ぶ!愛ちゃん(息を切らして)
「二人まとめて出禁!!
二度とスタジオに来んな!!
生配信? 勝手にやってろ! もうブロックしたる!!」マダム(ニヤリと笑って)
「ホホホ……愛ちゃん、落ち着きなさい。
この二人こそ、番組に必要な『スパイス』ですわ。
次回からレギュラーで呼びましょう?」愛ちゃん(絶望の叫び)
「はぁぁぁ!? 絶対イヤや!!
そんな痛いコンビレギュラーとか番組終わるわ!!」【エンディングBGM・不穏な笑い声混じり】
ナレーション
「こうして、痛い大人コンビの乱入により……
番組はさらにカオスな方向へ突き進むのであった……
次回、『伝説のスパイス探求編』!?
乞うご期待!」【終わり】




