表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
勇者(仮)の俺の話  作者: モヒチャン


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

45/69

勇者(仮)クエストに行ってきます!6

「よっしゃ! 行くぞ、お前ら!!」


「「「おぉーーーーっ!!!」」」


「そんじゃ……作戦開始!!」


俺が叫ぶと、仲間たちが一斉に動き出す。


 


「重力魔法!《グラヴィティ・ロック》!!」


栞の魔法が発動すると、空へ跳ね上がった巨大サメが――ピタッと止まる。

まるで見えない鎖に縛られたように、空中で硬直した。


 


「今だ、正晴ッ!!」


 


「行くぜ……一時間前の状態に設定して――

《修正魔法・リセットライン》!!」


正晴の魔法が閃光となってサメに直撃!


バチバチと火花を散らしていた雷の皮膚が、

みるみる剥がれていく。


異常な“雷の鎧”が、完全に剥ぎ取られた――!!


 


「朝日!! 仕上げ、頼んだッ!!」


 


――ああ、任された。


ちょっとかっこいい……


 


「栞! サメを上にぶん投げてくれ!」


「えっ……? わかった!

重力魔法!《スローグラヴィティ》!!」


 


ふわりと、空中に持ち上がるサメ。


重力の軸が上へ反転し、巨大なサメがさらに高くまで上昇していく。


 


「よし! 行っくぞおぉぉぉぉおッッ!!!」


俺は地面を蹴って大ジャンプ。


重力すら振り切る勢いで、サメに向かって一直線――!


 


「――刹那一閃せつないっせん!!!!」


刀を一閃。風を裂くように――いや、空間ごと断ち割るように!


 


「喰らえええええええええぇぇッッッ!!!!」


 


ズバァァァァアアアアアアンッ!!!


 


空中でサメの身体に斬撃が入ったまま――


 


ドオオオオンッ!!


 


巨体が湖面に激突。水しぶきが爆発する。


俺はうまく着地し、刀をスッと鞘に納めた。


……沈黙。


 


「……まさか……切れてない?」


栞がぽつりと呟く。


「わかんねぇな……」

正晴も、水面をじっと見つめていた。


 


俺は、ゆっくりと刀を鞘に戻す。


「――大丈夫だ」


 


カチャッ。


 


その瞬間――


湖の水が、真っ赤に染まった。


そして……サメが、真っ二つになって水面に浮かび上がる。


 


「な? 大丈夫って言っただろ?」


 


「WOW! さっすが朝日さん!」


「おいおい、おだてたって何も出ねぇぞ」


「……はぁ……」

栞が呆れたように肩をすくめる。


 


――肩の力が抜けて、俺はその場にへたり込んだ。


「終わった……」


 


そのとき、タキムラさんが近づいてきて言った。


「おい、坊主。やるじゃねぇか。さすがは若手のホープだな」


差し出された手を握って、立ち上がる。


 


「なんか腹減ったな……」


「さっき食べたばっかだろ」


「運動したから腹減ったんだよ」


「なんだよそれ」


 


「なぁ、サメって……うまいのかな」


 


「「「え!? 食うの!?」」」


 


「なんか美味しそうじゃない?」


「「「無理です!!」」」


「絶対臭いよあれ!」


「見た目からして泥臭そうです……」


「ひぃぃぃぃ……」


 


タキムラさんが苦笑いしながら言った。


「まぁまぁ兄ちゃん、ギルドに戻ったら報酬渡すよ。そのあと俺ん家で飯でもどうだ?」


「いいっすね!」


「「「喜んで!!」」」


 


――こうして、

最悪の“巨大雷サメ事件”は、ついに幕を閉じた。

どうも、モヒです!!

祝・第45エピソード達成〜!!


いや〜、皆さん、暑い日が続いてますね。

熱中症には本当に気をつけてくださいね。水分、塩分、大事です!


さてさて、45話目を書き始めて約3ヶ月。

長かったような、短かったような……そんな不思議な感覚です。


人間って、1年経って「短かったな〜」って思うのは、実はその1年間の出来事を忘れて、思い返したときに情報が少なくて短く感じるから……らしいです!へぇ〜ってなりますよね(笑)


……この物語、まだまだ終わりません!


朝日には、これから魔王の幹部たちや、あの“魔王本人”との戦いが待っています。

さらに熱く、さらに激しく、そしてもっと面白く――!


どうぞ、お楽しみに!!


では今回はこの辺で。

これからも、応援よろしくお願いします!


頑張っていく所存です!


それでは、また!


モヒでした〜!!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ