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勇者(仮)の俺の話  作者: モヒチャン


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27/69

勇者(仮)、暗殺少女を追いまくる!!

「おい!! バカ谷!!」

「うぉっ、なんだよ急に」

「さっきから何回も呼んでるのに、なんで反応しないのよ!!」

「え? 嘘、ごめん」


俺は昨日からずっと考えていた。あの子――切りかかってきたあの子、なんだか躊躇していたように見えた。もしそうなら、なぜ? 理由が分からない。


「はぁ、そんなにその子が気になるの?」

「ん? あぁ、気になる」

「不思議ね。見つけたらどうするつもり?」

「そうだな……まずは話し合う」

「話し合えるの? 今度こそ本気で殺されるかもよ?」

「そのときはそのときだ。じゃあ外探してくる。鍵、帰るとき閉めといて。じゃあな」

「はいはい、わかりました」


家(小屋)を出て街を歩き回る。暗殺者探しなんて普通じゃないけど、俺は俺。不死身だし、何とかなるだろ。


そう思っていたら――


来た。殺気。間違いない。

少し遠くから感じる。路地裏に入ろう。後ろ……いるな。見えないけど、気配はする。行き止まりまで誘い込もう。


ガサッ。音がして、振り返ると――

ナイフを握ったあの子が飛びかかってきた。


だがしかし! 俺は不死身! 勝ったな。


「油断したわね」

「それはどうかな?」


……って、念のため一発目は避け――やば、遅れた。

ナイフが腹をかすめた。


「さっき『それはどうかな?』って言ったくせに、ださいわね。……これで私、殺人犯ね」

「おいおい、まだ死んでないぞ」

「いや、君はもう死んでいる」

「そんなわけ……ない、だろ」


ドクン。心臓の音が耳に響く。体が……動かない。マズい。


「はぁ……これで殺人犯になっちゃう。どうしよう、罪悪感で死にそう……」


視界が朦朧とする。やばい、死ぬのか、俺……いや、ん? なんだ? 視界が……戻ってきた? 指も動く。

毒、どこいった? 体、動くじゃん。


「……はぁ、どうしよう……私もう殺人者なのね……もう嫌だ……」


向こう向いてる。気づかれないように近づき、肩を軽く叩いて言った。


「誰が死んだって?」

「ぎゃああああああ!! ごめんなさいごめんなさい許して!! きゃああああ、誰か助けてーーー!!」


やばいやばい、パニックだ。このままじゃ通報される。


「落ち着け! 大丈夫だから!!」

「え? どうして? なんで生きてるの? なんで? なんで……?」

「いいから落ち着けって……!」


なんとかカフェに連れ込み、落ち着かせるのに超苦労した。


「……落ち着いたか?」

「……うん……」


やっと希々花が小さく頷く。さっきまで泣きじゃくってたのが嘘みたいだ。


「まず、俺は死んでない。わかったな?」

「……うん……」

「だから、君は殺人者じゃない」

「……ほんと……?」

「ほんとほんと。俺、不死身だから」


ぽかんとした顔。涙ぐしゃぐしゃの顔が、少しだけ緩んだ。


「……なにそれ……意味わかんない……」

「だろ? 俺、不死身だから毒無効なんだと思う」

「……嘘でしょ……」


彼女が小さく笑った。ほんの、ほんの少し。


「……でさ、君に聞きたいことがある」

「……なんですか……?」

「なんで、俺を狙ったんだ? 誰かに命令された? それとも家族のためか?」


希々花の顔色が曇った。拳をぎゅっと握り、俯く。


「……弟が……いるの」

「弟?」

「10歳……。だから私が稼がなきゃって……。転生者を殺せば名前が売れて、仕事も増えるって……」

「……」

「でも……殺したくなかった……。怖くて……でも……殺さなきゃって……」


小さな肩が震える。


「……そうか」


俺はしゃがんで、そっと彼女の頭に手を置いた。


「……なぁ、俺のパーティに入らない?」

「こちらチョコパフェです。ごゆっくり」

「あ、どうも。って、はぁ!? 馬鹿じゃないの!? いきなり……!」

「ちょっと待て、何このチョコパフェ。俺頼んでないけど?」


真っ赤な顔で立ち上がろうとする希々花を止めた。


「……また今度ゆっくり話そ。これ、俺の住所。答えはまた今度教えて」

「……うん、考えておく」

「これからは、弟と一緒にちゃんと生きていけ。俺が手伝ってやる」

「うん……ありがとう。じゃあ、帰らなきゃ……バイバイ」

「あ、ちょっと待って。名前、聞いていい?」

「名前? 私の名前は二宮 希々花」

「うん、いい名前だ」


カフェを出ていく希々花を見送り、俺はコーヒーを一口。

目の前には――彼女が頼んで一口だけ食べて帰ったチョコパフェ。


……これ、俺が払うのか?

はぁ……もったいないし食べとくか。


暗殺者を探しに行ったはずが、なんか無駄な出費だけ増えた気がする。

どうも、こんにちは!!

もっちゃんことモヒです。


では、いきなり本題に入りましょう。


今回登場した二宮希々花というキャラクター、最初はちょっとセクシーな女性にしようと思って書き始めていました。

ですが――なんとびっくり!僕、実生活でセクシーな女性に会ったことが一切ないことが判明しました。

昔どこかで会ったかもしれませんが……完全に忘れてました(笑)。


そんなわけで、セクシー系から可愛らしい女の子路線に急きょ変更。

書き直すのは結構大変で、「もうヤダ……」って一回投げそうになったくらいです。

それで気分転換に最近流行っていたアニメを見たら、めちゃくちゃ面白くて!

「よし、これぐらい面白い物語を自分も作ってやる!」と決心し、

ほとんど白紙状態のところから再スタートして、今に至ります。


いやー、さすがの僕でもきつかった。

ほとんど一から考え直さないといけなくて、結構……いや、かなり大変でした。

誰か……セクシーな人、現れないかな。女性限定でお願いします、男性なら僕吐きます(笑)。


――さて、話を変えましょう。

そろそろ梅雨入りかな?(※2025年5月末時点)

洗濯物が干せない!!生乾き臭がつくのは絶対イヤ!!

周りの人に「こいつ臭っ」って思われたくない!

皆さんもきっとそうだと信じています。


あと、彼女欲しい!!……じゃなくて(笑)、

皆さんも体調には気をつけてくださいね。


では、さらば!

モヒでした!!


ドロン!!



次回予告!!


「けほっけほ、誰だよこんなところに煙炊いたの!!」

「分かりません、誰でしょう」

「希々花さ、タメ口でいいよ」

「そうですか、でもまだ私はこれがいいです」

「そ、そうか、それなら別にいいけど」

「はい、そうしましょう」

「次回!!未定!!」

「ちょっと待ってください。この前までなんか未定ではなかったんじゃないですか?」

「まぁ、その予定が変わったんだ。まぁ大丈夫だ。安心しろ!!」

「ちょっと無理かも……」

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