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第三話:EDF。そして現われた魔王

魔王出現です

阿部さんを加えたヤマト一行は、とある建物にたどり着いた

「ここは?」

ヤマトが尋ねる

「EDFの本拠地です」

琴姫が答える

「い・・・EDF?」

訳がわからなくなって、さらにヤマトが尋ねた

「EDFは、アース・ディフェンス・フォース(Earth Defense Force)の略で、地球の平和を守ることを目的として結成された、いわば軍隊のようなものです。私たちも所属しています」

と琴姫

「EDF・・・訳したら地球防衛軍か・・・」

とヤマト

建物の中に入り、ヤマトたちはとある一室の前にたどり着いた

ドアの先から声がした

「入りたまえ」

(この声・・・まさか・・・)

ヤマトたちは部屋の中に入った

そこにいたのは、サングラスをかけた 金髪のオッサンだった

(やはり・・・ムスカ・・・)

ヤマトは、ニコニコ動画でその男、ムスカの出演する動画をいくつか見ていたこともあってか、それが誰かを判断することは容易であった

「今回は何とかしのいだが、このままではここがやられるのは時間の問題だぞ!地域の防衛にもっと人数をさいていれば、餓鬼ごときに襲撃されずに済んだのだ!」

ピコ麿が叫ぶ

「君たちが不用意に出撃した所を突かれたのだ」

ムスカは落ち着き払ってそう返した

「ぐ・・・」

ピコ麿は反論できなかった

「君たちの悪い癖だ。事を急ぐと元も子もなくすことになる」

ムスカがそういった途端、建物が揺れた

「何だ!何の音だ!?」

ムスカがそう叫ぶやいなや、部屋の中に黒服の男が入ってきた。恐らくムスカの手下だろう

「大佐!ここにいきなり魔王が!!」

ピコ麿に戦慄が走る

そして、次の瞬間・・・

ズシャァ・・・

黒服の男が何者かに切り裂かれた

その一撃により致命傷を負ったらしい男は、間もなく絶命した

そして、部屋の中にいかにも「魔王」らしい魔物が現れた

「貴様!」

ピコ麿が叫んだ

「グハハハ、下等な人間が私を倒そうとしていると聞きつけて、わざわざ来てやったぞ!」

魔王は高笑いしながら歩み寄ってくる

「ハハハハ、死ぬがよい。このグランドソードで!」

魔王は、男にとどめを刺したと思われる剣を取りだした

「この野郎!」

ムスカが叫びながら、魔王に向かって発砲したが、効き目はないようだった

そして

ズシャァ・・・

「うわぁ〜!」

ムスカは断末魔を上げ、間もなく絶命した

「こ・・・このっ!!」

ヤマトは魔王に飛びかかった

「フタエノキワ・・・」

「遅い・・・」

ドッ!

「ぐはぁっ!!」

ヤマトは元々いた位置に吹き飛ばされ、気を失った

「残るはお前たちだけか・・・」

魔王はピコ麿たちに向き直った

「悪いが、お前たちに私を倒す力などないだろう」

魔王はそう言うと、剣を構えた

「なんだと!?」

ピコ麿は応戦する

「しばらく・・・経験を積んでくるがよい・・・しかし、それでも私を倒すことは不可能だがな」

そういうと、剣を振りかざした

次の瞬間、ヤマトたちはその場から消え去った・・・


ヤマトたちは、別の空間に飛ばされていたらしい

ヤマトは先の戦闘で気を失ったままだが

薄れゆく意識の中、ピコ麿は思った

(経験・・・?何のことだ・・・?

意識が・・・・・)


原作のセリフをそのまま引用したのでやりやすかった・・・

オリジナルの展開としてヤマトを介入させるのも容易でした^^

まぁ、前から考えていた展開ですがねw

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