序章:プロローグ
ニコニコ動画における、ある程度のネタを知っておいた方が面白いかもしれません
―これはとある小さな町に住んでいる、人生に飽きた青年(ニコ厨)の物語である―「ハァ・・・」
青年、村沢 大翔(通称、ヤマト)は、一つ溜息をつき、
「毎日が同じ事の繰り返し。学校行って、帰ってきたら飯食ってニコ動で退屈凌ぎ。俺の人生って、一体何なんだ?」
そう呟いた
ヤマトは17の現役高校生だが、自分の生活の中に何も見いだせず、ただ退屈な日々を過ごしていた
両親は昨年の事故で亡くなっていた
とりあえず自立ができる程であった上、何より一人暮らしに憧れていたヤマトは、両親の死後、一人で生活していた
金銭面については、バイトと奨学金で賄っている
「・・・とりあえず学校行くか」
外見はイケメン、クラスでもトップクラスに頭のいいのヤマトは、クラスでは浮いていた存在だった
(毎日が退屈の繰り返し・・・授業もつまらない、クラスでも浮いている・・・こんな下らない世界なんて・・・)
家に帰っても、何もする事がなく、ただネットを見るだけだったヤマト
―夜中の12時―
「とりあえず寝よう・・・ハァ・・・また明日も退屈な一日・・・(何でもいい・・・非現実的な事でも何でも・・・)」
PCの電源を落とし、布団に潜り込むヤマト
夢の中、ヤマトは何らかの空間に一人立っていた
「ここは・・・」
暫く呆然としていたが、目の前に人影が現れた
その人影はこう言った
「お願いです!僕たちの世界を・・・ニコニコを救って下さい!!」
(ニコニコ・・・何の事だ?)
そこでヤマトは目覚めた
「・・・変な夢を見た・・・
夢か・・・フッ・・・所詮、夢は夢だよ・・・な」
ふと、ヤマトはPCのモニタに目をやった
昨日落としたはずのPCが、何故か
・・・起動していた
「昨日は確かに電源を落としたハズ・・・何故?」
とりあえず電源を落とそうと、マウスを手にとり、シャットダウンの作業に入ろうとしたが・・・
「ん?」
デスクトップには見知らぬファイルがあった
ウイルスの危険性など考えてなかったヤマトは、好奇心だけでそのファイルを開いた
モニタから激しい光が放出され、ヤマトを包み込んだ
次の瞬間には、部屋の中にヤマトの姿はなかった
小説は下手です
サーセン