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[RE.page]番外編No.2 あなたは幸せをふりまく《東城鶫2》


レイラと友達になってから一ヶ月くらい経つけど今となっては施設を抜け出してレイラといつもの場所で話すのもすっかり当たり前になっていた。

それに友達になって以来レイラが僕より先にいつもの場所で待つようになった。どんな時間に来ても先を越される……毎回どんな手品を使ってるんだ?でも、今日こそは僕が勝つ…!


「こんにちは、ツグミ」

「ま、また負けた…!」


本当にどんな手品使ってるんだよ!これが最近気になるミステリー。


「レイラ…もしかして、ストーカーって奴?」

「!?そんなわけ…………いや、あれはもしかしてストーカーなの?え、え?嘘…!?っいやでも……そもそも父様がこっち(・・・)の女性に━━━━━━」

「そんなわけ…何」


探りを入れてミステリーを暴く為に僕が言った殆ど冗談である言葉に対して「そんなわけない」…と普通に否定するかと思いきや急にあたふたしだしてすぐボソボソと全然聞き取れない声になってしまう。え…嘘だろ?


「━━━━━ホントいくら完璧な適正があったとはいえ……っ!?な、何見てるの?ツグミ…?」

「……警察」

「っ!?じょ、冗談だよー!私がストーカーに見える?」

「喉から怪しさが滲み出てたぞ……」

「え!?わ、私の喉、何か変なの…!?変な汁とかでてない!?」

「…ぷっ!ふ…ふふ……」


へ、変な汁っ……!ヤ、ヤバい……今の顔、面白過ぎる……!


「あー!?ツグミからかったな!」

「ひひっ……ふぅ…この間のお返しだ」

「でもツグミが笑う様になってくれて嬉しい…ふふん♪」


……まぁ確かに最初は今までの抵抗があってアレだったし笑ったのなんて覚えてないけど、どうしようもなく嫌な過去が気にならなくなるくらい━━━━━━


「レイラとここで話すの楽しいからな!」






※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※






「ねぇツグミ、花言葉って知ってる?」

「花…言葉?何だそれ」


花は喋らないぞ?何いってるんだレイラの奴。は!?実は僕が知らないだけで、喋る花………あるのか……!


「ん~?…どうしたの?そんな驚いた顔して」

「花って…喋るのもあるのか…?」

「…ぷっ!あははは!違うよ!この世界にはね…花にはそれぞれ意味があるらしいの。不思議だよね…誰が考えたんだろ……」


花に…意味(・・)、か…


「だったら僕にとってはレイラが花かな」

「え、私が?」

「レイラに会ってから毎日がこんなにも楽しいんだぞ!レイラと友達にならなきゃ僕の毎日に意味なんてなかったからな、これも全部レイラが僕に話しかけてくれたおかげだ」

「……そんなストレートに言われるとなんか照れるな…でも、ありがと!ふふん♪」


レイラが笑うと僕も楽しくなって笑う。…帰ったら花言葉、調べてみるか。






※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※






「レイラ!花言葉、調べてきたぞ!」

「そうなんだ!何か良い花見つかった?」

「勿論!ん、えっと…たしかゲル…ゲラ…そう!ゲロ(・・)フィニウム!」

「げっ…ってそれ…『デル(・・)フィニウム』じゃないの?」

「っ!?ま、間違えた……ん、コホンッ!…デルフュニュ…………」


あぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?!?なんだこれなんだこれ!?滅茶苦茶恥ずかしい!!!!!


「ふふっ。ツグミったら、可愛い!」

「うぅ…!!言うなぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」


読み難いんだからしょうがないだろ!ていうか何で噛んだだけでこんなに恥ずかしいんだよ!!


「ゴ、ゴメンゴメン。で、どんな意味なの?」

「……『あなたは幸せをふりまく』って書いてあった、そ、それにレイラのき、綺麗な髪みたいに青いし…レイラは僕に幸せ(・・)ってどんなのか、教えてくれたからさ…昨日言ったろ、レイラが花って。僕にとってはレイラがデルフィニウムって事なんだよ!」

「良く言えました!よしよ~し♪ふふん♪」

「っ!?!?」


は、初めて……撫でられた。両親だった人にすら撫でられた事━━━━━━な、なんか凄い気持ち良いし……


「あれあれ~♪顔真っ赤にしてどうしたのかな~?」

「え…真っ赤?僕の顔が…?」

「私が頭をナデナデしてあげたら『ぽっ!』って感じで!」


な、何だよそれ……そんなのまるで僕がレイラの事━━━━━━!?って!?な、何考えてんだよ僕は!?!?


「なんというか……ふふん♪ツグミすっごい可愛い♪」

「な、ななななななな…!?!?!?」

「ふふっ!でもデルフィニウムって響きが可愛くないよね」

「い、今突っ込むのかよそれっ!!……ふふん…!」

「何その笑い方!私の真似?」

「だ、だだ誰がぁ!?誰が何時レイラの真似したって言うんだよっ!?たまたまだ!た・ま・た・ま!!」

「もう!動揺し過ぎだよ」


な、何だよこれ…僕、何でこんなに動揺ばっかり……けど嫌な感じじゃない、むしろ幸せ(・・)な感じだ。これもレイラの……?やっぱり僕…






レイラが好き(・・)なのか……?


つづく

実を言うと花言葉全然覚えてなかったのでGoogle先生に頼らせていただきました。自分の記憶力が不安になります(^_^;)


元々レイラは本編にてエル関連の話以外の登場はなかったのですがレイラはかなり先のストーリー展開で超重要キャラになります。おもいっきり後付け設定なんですけどね(;´∀`)


『黒の魔導書━異世界に来た元少年は魔導書を解読しながら最強に━』を面白いと思ってくれた方、よければ感想、レビュー、ブックマーク、pt評価等をよろしくお願いしますm(__)m

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