[RE.page]No.7 新生活1週間日記《エル編その2》
前回のあらすじ
転生者は割とメジャー
サブタイトルを一部変更しました
新生活3日目
今日はこの世界の旧時代の歴史について教えてもらった。
女神メディストが最上位女神になる少し前に創られたのがこの世界『上位神創界クシャナド』そこに4つの生命、クシャナド人の祖、体内の魔力を使い魔法として昇華する力を持つ『人元』。魔物の祖、魔法と対をなす力『魔術』と呼ばれる自然魔力と言われる『エナ』に直接干渉し魔法の様に様々な現象を引き起こす力を持った『原獣』。エナそのものを生命力にし、自然を成長させ後の時代に『恵みの精』『聖霊』として崇められる『エレメンタル』。神の目としてクシャナドに存在する現代も生きているこの世に数体のみ生息する幻の獣『亜神獣』が誕生した。創歴3381年、それまで争いどころか悪感情がまるで存在していなかった人元に変化が訪れる。原獣の様な耳や尻尾、羽を持つ子供が産まれ始めた。後に『獣人』と名付けられる者達だ。彼等は成長するにつれ人元とは比べ物にならない身体能力を身につけ原獣を本能のままに狩り、原獣との戦いの中生きていた。しかし創歴3479年、事は起こった。獣人達はいつしかこう思うようになっていた。━━獣人は人元を超越した人類の進化した姿だ。人元は魔法にすがるだけの下等な人類の劣等種だ。━━その思想が獣人達に支配欲という感情を生み出し、遂に人元達にその牙を向けたのだ。産みの親を殺し、苦楽を共にした親しい者を殺し、人元は獣人を恨み、憎しみという感情が彼らの頭を支配する。利益も何もない、『支配欲』と『復讐心』を満たすためにのみ殺し合う、ある意味国家間戦争より遥かに醜い人類初の争いは何年、何十年も続いた。その過程で生まれたのが人類の黒い感情だった。その惨状を見かねた神達は新たな生命をクシャナドに誕生させた。それがエルフ、ドワーフ、アーク。人元とも獣人とも異なるそれぞれ特別な能力を持ったまさしく新人類と呼べる者達だ。エルフには『エレメンタルリンク』現在では精霊契約と呼ばれるエレメンタルと契りを交わす行為により従来の魔法とは全く異なる次元の力『エレメンタルマジック』…現在で言う精霊魔法を行使できるようになる能力を、ドワーフには『アルケミスタ』…後に錬金法として伝わる物質の理に干渉する秘術を、アークには大地、大海、大空、あらゆる自然と語り自然の恵みの力を借り、自然を自在に操る力『チャクラ』…エナと密接に関わるも根本は全く異なる自然エネルギーを与え女神は彼らに人元と獣人の戦いに終止符を打たせた。それから時がたち創歴4122年まで3大種族転覆を人元が画策していたのだがそんな中クシャナドに1人の謎の男が現れた。その男はこう名乗った…イドラ・ヴァーミリオン━━始まりの転生者と。イドラは人元に転生体改造召還…異世界へ干渉する術を与えた。そして幾度も実験と検証を繰り返し次々と転生者を呼び出し強制的に改造を施した。しかし12時間経過前に自分の姿に気づき『邪気爆散』を起こす者も多く原獣に大きな影響を与えた。そしてついに創歴4598年、人元が反旗を翻す直前に幾度の邪気爆散により強力な進化を遂げた原獣は魔物へと進化を遂げ、魔王…史上初のカオスエネミーが魔物を率いて5種族全人類に総攻撃を仕掛けるという最悪の事態に発展してしまった。そして人元、獣人、エルフ、ドワーフ、アーク、人類軍と魔王軍の世界規模の戦争…現代にて『創世記末世界大戦』と記される戦いが始まった。そして結果、人類の総人口は残り約2割となるがようやく魔王は討たれた。しかし人類の滅亡も時間の問題だった。そして創歴715年、人類は一度…滅んでしまった。そして謎の空白の50年が歴史に生まれ、その後人間族、亜人族、耳人族、小人族、翼人族、新世クシャナド人の新たな歴史が始まった。…という事でらしい。後の事は修行を終えて世界を僕自信の足で旅をして調べろと言われた。正直面倒くさいだけだろうとは思うがその後の事は今後の楽しみの1つにとっておくことにした。…異世界人も大半が糞だったな…あの人の言った様な事はやっぱり……
つづく
メディスト「エルちゃん!私、すごいでしょ!」
エル「確かに凄いが神としてはどうなんだ?よくわからん」
メディスト「人間ごときには計り知れない領域なのだよ~!ふふんっ!」
エル「ここまで堂々と自画自賛する女神が創った世界…はぁ……」
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