[RE.page]No.4 VSクラッシュオーク
前回のあらすじ
強敵に追い詰められ…鶫覚醒!
一部修正しました
スキル修正しました
黒火蜂のスペル詠唱を変更しました
ステイタス数値を変更しました
突然現れた黒く輝く本を見て本能的に危険性を察したのか僕の首を締め上げようとせず距離を取るオーク。
「ふぅ…力が沸き上がってくる……女神、特別に糞は取り除いてやる。感謝しろ」
女神に悪態をついてはいるが、内心僕は動揺していた。オークの強烈な突進をまともに受けて殆ど動けなくなっていた。身体中の骨が折れて、恐らく内臓までボロボロになっていた。血も大量に流して身体中から体温が奪われていた。だが全身の傷がいつの間にか治っており両足で立つことができた、いつ死んでもおかしくなかった状況でだ。しかし自然と疑問に思わなくなってきた。
「それよりまずは目の前の敵を━━━━殺す……!」
目の前の黒い本…黒の魔導書が力の使い方を教えてくれる。必要な知識を教えてくれる。不可解な事も自然と理解できる。僕は魔導書の力…スペルの一つ『知恵眼』でオークの情報を見た。
「万能の眼よ、知を示せ『知恵眼』」
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基本情報
種族名‥‥‥クラッシュオーク
レベル‥‥‥21
性別‥‥‥♂
命年(年齢)‥‥‥2年
ステイタス
HP‥‥‥2605/2605
MP‥‥‥231/231
筋力‥‥‥1459
耐久力‥‥‥2873
知力‥‥‥103
気力‥‥‥370
速力‥‥‥290
称号スキル
『人食い』『猪突猛進』『本能で生きる者』
スキル
『魔力Lv.3』『兜割りLv.13』『クラッシュタックルLv.16』『破壊衝動Lv.18』『根性Lv.5』『衝撃耐性Lv.14』『飢餓耐性Lv.16』『土魔術Lv.4』
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僕の脳内に風魔法や治癒魔法の情報が浮かんだ時は魔法と出ていたが人間と魔物では魔法と魔術に分けられるのか?…とりあえず僕のステイタス確認は後回しだ。
「焼き、燃やし、溶かすが汝の役目…灼熱の黒槍よ!我が敵の血肉を刺し穿て!『黒火蜂』」
「プギャァァァァ!!」
「うっ…」
魔導書のスペルを唱えると軽く脱力感と目眩に襲われた。
「今の僕のMPでは魔導書の力は燃費が悪いのか…だがその分ダメージは大きいはずだ」
クラッシュオークの左肩には穴が空いて穴から左手首にかけて肉を裂いた様に赤黒い焦げ跡がある。これで左腕は使い物にならなくなっただろう。だがまだまだ戦えるようだ、殺意剥き出しの鋭い視線を送ってくる。しかし未だにその場から動こうとしない。
「何かを待っているのか?」
僕の疑問はすぐに解消された。左右両サイドの茂みから岩が飛んできた。僕は前に出て避けようとしたが…
「な!?いつの間に!足にも土魔術が」
流石に避けるのはもう間に合わない、ならば…
「『矛盾ノ双黒』」
左右の地面から沸いてきた真っ黒な泥が輝く漆黒の盾となり土魔法の岩を防いだ。同時に奴の土魔術からMPを吸収してくれた様だ。
「足の拘束も邪魔だ『グランブル』」
魔導書のお陰か、どうやらステイタスそのものが急激に向上しているようだ。魔法の効果も今までより強くなっている。ステイタスの内『知力』『気力』が魔法の威力に関わっている様だ。力の高まりを知識として理解しながら風魔法で足枷になっていた土魔術を強引に破壊、そのままクラッシュオークに突っ込む。
「更に苦しめ!『エンチャントウィンド』」
『エンチャントウィンド』…まともな食料を探しながら襲い掛かって来るゴブリンを殺している時に覚えたスキル『全能付加』の能力の一つだ。鋭い風の刃でコーティングしたゴブリンの短剣を穴の空いた左肩に押し込み右の脇下まで切り裂いた。しかしこれにも耐えたクラッシュオークは僕を抱き抱え、スキル『兜割り』で反撃してきた。
「がぁ!…糞がっ!!無駄にしぶといんだよ…!ゴキブリかよ……!!」
豚畜生にいつもの悪態を吐きながらもその肥え太った両腕から抜け出せない。
「ぐぅ…もってくれよ僕のMP…『カマイタチ』」
「プギィ!!!」
流石の奴も至近距離からの威力が上がった『カマイタチ』には耐えられず膝をついた。僕は腕の力が抜けた隙に距離をとる。
「こっちもいい加減限界だ…次の一撃で━━━━終わらせる!」
「フガァァァァァァァァ!!!」
つづく
ステイタス等の詳しい説明は今後の話でします。
『黒の魔導書━異世界に来た元少年は魔導書を解読しながら最強に━』を面白いと思ってくれた方、よければ感想、レビュー、ブックマーク、pt評価等をよろしくお願いしますm(__)m




