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エターナル  作者: 長野薫
3/4

あの世の話エターナル

レイカは、時々こう思う。脚を動けなくなるなら、木になりたいと。。。

木になって根を張り、水を飲んで暮らしたいと。ある番組でアニメで、花の妖精が、いてダンスパーティーをした後、王様の花が、

「もうお前は次に行かなくてはならない、、、。もちろん、次のステージに」

そう行って花の妖精が、

「お父様わかってます。しかしこれからは話すことも動くこともダメですよね」

「そうだよ。大地のに根を張り次の花を咲かすために、仕方がないんだよ」

水に足をつけて横たわると、来客にこう言った。

「またここに来てください。いつまでも待ってます。私はいつもここにいますから、、、。」

そう言って体と脳が、地面に張り付き水にしたった足は、水分を取り、体がだんだんと木になり、花を咲かす。。。

何年も何年もそういう風に生きるしかなくて、今まで立って喋っていた者が、変化していく。というアニメを見たとき。レイカは

「あーあ自分もこうだったら楽なのに、なんで人間なんだろうかな。友人だって動けないように足マッサージ師に、半月板にさせたじゃないよ。今度こそ木になりたい……。


拓哉に花を見せたい。桜の花か何かを。。。

病院の先生にもこう言った。

「私木になるんです」

「木になる…何を言ってるの??」

病院の先生はただ笑って、

「足早くよくなるといいね」

レイカは心の中で泣いていた。

私なんか邪魔なんでしょうに…人間になるの邪魔でしょうに…人間でいてはいけないんでしょう。


「もう良くならないから……。」

そう心の中で泣いていた…エターナル東京だって、辞めるハメなんだし。

みんな清水まり子がいけないんだ。

清水まり子という人物が、私の足をやってた金払ってやってた張本人なんだから。いつもいつも、電話してくるおばか者で、忙しい時もかかってくるダメ人間。死ねばいい。どちらが、私が死ねばいいんだ。生まれ変わりは木になって拓哉に、花を見せること…木なって花を咲かせること。

レイカは、薬を飲んだたくさん飲んだ。そして生きていないように暗示をかけて眠った。


しばらくすると、病院のベットに横になっていた。霊安室で。


そして神様が来て言った。

「やり残したことがありますか?!」

「無いです」

「それは嘘ですね。あなたは、拓哉や、誰かに好きだと言ってないでしょう?後勉強はどうしましたか?」

「もういいです。拓哉には悪いけれども、私こんな足で愛されるわけないです。勉強もいいです…金母が出してくれませんからいいです。」

「ダメです…ここに来てはダメですまだ早すぎます…あなたを現実世界に戻しますよ。」

「嫌です。もう現実は辛すぎます…友人が嫌です…足をマッサージ師に金払って半月板にさせたから、木になります…お願いです…あのアニメのように私を植物にしてください。」


神様はこう言った。

「勿体ないです。あなたは出来るのに…単なる植物にするなんて勿体ないです。私が何故あなたを誕生させたか分からないでしょう。」

「清水まり子こそ植物にしたいです。早く戻って拓哉に好きだった愛してた。と告げましょう。それをしたら、またここに来なさい。いいですか?」

「嫌です。拓哉は嫌いです。拓哉には愛されるわけがないと言ったじゃないさ。足も悪いし車椅子だってこいではくれませんから…。きっと障害者の彼女は好きじゃあありませんよ。そういう人です。」


神様は困った。こんなにいいわけがないレイカを植物にすればいいかなと思った。

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