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閑話 白髪の執事スチュアート
スチュアートさんが好きなので書いちゃいました。
学校が夏休みになり、パーティーに参加したアイリスお嬢様。
公爵家長女のアイーダお嬢様主催と言う事もあり、ほぼ全員の学生が参加している。
お嬢様方はドレスを着飾っているが、我がアイリスお嬢様が一番可憐で妖精のようだ。
お嬢様が一番なのは確定事項である。
悪い虫が付かぬ様近くで見守ってるが、男性はおろか女性も近寄ってこない。
アイリスお嬢様とライナお嬢様二人だけで離れた場所に座っている。
「ぐぬぬ…… 許せん」
私の持つ情報網によると、アイーダお嬢様が我がアイリスお嬢様に嫌がらせをしている。
詳しく言えばアイリスお嬢様の親友であるソフィアお嬢様に、第三王子がアプローチを掛けていて、それを良く思わないアデルハイトお嬢様が嫌がらせをしておる。
ソフィアお嬢様がパーティーに参加されないなら、やめましょうとアイリスお嬢様にはお伝えしたのに……
私が参加しない事で、実家に迷惑が掛かったら嫌だから我慢するわだなんてアイリスお嬢様は本当に天使だ。




