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時間をかけた分、いい方向に持って行けたと思いたけども必ずしもそうじゃないから辛いのよね

初めまして、の方は初めまして、そうじゃない方はどうも、お久しぶりです。苦厨之逸美くずのいちみと申します。本来ならば5月末には1話を投稿させて頂くつもりではあったのですが、保存していたデーターが消えてしまい、萎えて、書き直すのに時間がかかってしまいました。待ってくださっていた方がいらっしゃるかは分かりませんが、本当に申し訳ございません。遅れた分は取り戻したいと思っておりますので、プロローグと同じく文章はめちゃくちゃですが、暖かい目で見守ってくださると幸いです。

「これから、あんた達には異世界に行ってもらうわ」 ( ̄□ ̄lll) (゜Д゜||) (゜ロ゜)(゜Q。)


目の前の少女にいきなり、そんなことを言われて「はい、行きます」と言える人物はまぁいないだろう


当然、、ノリカズたちも行きますとは言えないし、そもそも今何が起きているかすら理解できていない。


理解できていたとしても、少女を見て思ったことがあったとすれば(何言ってんだこいつ?)である。


そんなことを思える余裕が出ててきたのを知ってか、知らずか、少女は話し出した。


「いきなり、言われても理解できるのがあんた達、陰キャとかいう人種だと思ったんだけど?」


いきなり、初対面の相手言うにしては失礼すぎるセリフを言い放った少女は話を続ける


「まっ結局、創作は創作だったてことか、コミュ障に理解力があればそもそも陰キャにはならないだろうし、俺TUEE系漫画は願望の集まりだから、主人公がコミュ力と理解力が高いのも納得だわ~てか、」どうやらまだ、この少女のターンらしい。


いや、何この子勝手に納得してんの?てか、自分たち俺TUEE系漫画の主人公と同様の態度を求められてるの?っと考えていたノリカズであったが少女が続けて放った言葉にさらに困惑してしまう。


「女神である私が説明してあげてるのに、さっきからその態度はなんなの?反応悪くない?」


どうやら、ノリカズたちの態度が気に入らないらしい、自らを女神と言った少女はかなり、不機嫌気味にそう言うとノリカズたちを睨みつけるので、隣に控えていた執事長ような男が割って入るように


「お嬢様、この者達は理解力が低いようなので、もう少しレベルを下げて、話をして差し上げては?」と

フォローしてくれたのか分からない口調で言った。


すると自らを女神と名乗った少女は「そうね。高貴な私は、寛大でもあるから、もう1度一から説明してあげる」実に自信に満ち溢れた顔でそう言った。


一方、ノリカズは、(いや、女神とか言う単語にも驚いてるのに、一から説明してあげるとか偉そうに言われても今までの何処に説明された要素があった??)と困惑から呆れへと移行しつつあった。が

女神とやらが何故、自分たちを呼んだのか説明をしだしたので取り合えず聞くことにした


「言うまでもなく、あんた達を呼んだのは」(言うまでもなく?いや、さっき説明するって...いや、)


この手のタイプに一々突っ込んでも意味がないと思ったので、諦めて続きを聞く


「異世界に行って、あっちで起こるごたごたを解決してもらうわ」( •̀∀•́ )ドヤ


えっ?説明それだけ...?っと思ったのはどうやら、ノリカズだけではなかったようだ。


他の3人も微妙な顔をしていたが、そのうちの一人が質問をした。


「あのーイマイチ分からないんですけど、つまり、魔王とか倒さないといけない系とかいうやつですか?」


そう質問したのは通話でノリカズのことをのりかずニキと呼んでいた少年のような声をした青年だった。


「まぁそんなところね。他にも色々とやってもらうけどね。理解力あるわね、あんた名前は?」


「健全な敗者って言います。」


「変わった名前ね?」


「あっ本名じゃなくて、ゲーム内での名前です」


「いや、ゲームのキャラクター名を聞いたんじゃないわよ!!本名よ!!本名!!」


「あっ本名ですか、初対面の人にいきなり話すのはちょっと...」


「なんでよ!!別にいいじゃない!!私女神なんだから!!」


この人、いや、この女神は本名も知らずに人を呼び出したのかよ...とノリカズが新たに呆れだしていたら、このままでは話が進まないと考えたのだろう、他の二名も自己紹介をしだした。


「ポン太って言います」「ストッ王って名前です」


ポン太と名乗った青年の見た目は眼鏡をかけ、パーカーに下はパンツ一枚という中々の格好で、ポン太自身の印象は丸顔だが太っているという訳ではない外見をしており、ストッ王と名乗った青年は上はジャージで下はジーパンを履いた格好をしており、憎くもイケメンであり、やんちゃをしてそうな顔である。ちなみに、健全な敗者と名乗った青年の見た目は、背が低めで童顔のせいでもあるか、女装させ少女と言われたら違和感のない顔をしている。


「あんた達まで、キャラ名を名乗ってんじゃないわよ!!まぁ名乗りもしないよりかはいいけど」チラ

横目でノリカズを見た


(今からしようと思ったんですっうぅ!!)ノリカズはこの女神とは相性が悪いのかも知れない


「挨拶が遅れて申し訳ない、ノリカズと申します。」


内心で多少ムカつきつつも、今できる最大限の笑顔で挨拶をした


「知ってるわ、プロフィールで呼んだから」


(知ってんのかよ!!だったら言わせん..いや、形は大事だな...てか、プロフィールってなんだ?)


ノリカズがなんとか思っていることを口に出さずにいると女神が”ようやく”説明しだした


「あんた達には、”適性”があったから呼んだのよ。まぁ簡単に言うと私の下ぼk..私が遣わした勇者的な存在として、異世界で”働ける”能力があるって言う感じの能力がね」

下ぼk..って何を言おうとしたかは、この際無視しても、”働ける”って単語がノリカズとしては凄く気になった。


何故なら、ノリカズは”働きたく”なくなったから仕事を辞め、今は投資家として生活しているからである


「向こうじゃ今、色々となんだかんだあって、無茶苦茶になって大変なのよ。だから、まぁ配下に集めさせた適正者のプロフィールを見て、イケそうな感じがしたら呼び出して向こうに送って問題を解決しようとしてるわけよ」


(絶対行きたくない。こんなク〇みたいな説明されたら余計にだわ)


まぁノリカズがそう思うのも当然だろう、いきなり自称?女神に呼び出され適性あるから、魔王倒せだの、問題解決してこいだの言われて、知らない土地しかも、異世界で命を懸けるとかゴメンである。


「イケそうな感じって...」「語彙力弱くないか?説明が...」「無茶苦茶なの女神じゃね?」

他の3人は思ったことを口に出した


「ちょっと!!あんた達失礼すぎるわよ!!不敬よ不敬!!」


軽くヒスっている


「文句があるなハッキリ言いなさいよ!!」

(むしろ、文句しかないんだが?)


「あの仮に行ったとして、僕たちがその問題とか解決できるとは思えないんですけど...」

敗者が言う。(敗者よく言った!!)


「だよね。のりかずニキ以外学生だし」

ポン太が言った。(そうだぞ。社会人?の自分でも無理なのに学生だと余計に厳しいだろうな)


「てか、無理ゲーなんじゃね?」

ストッ王が言った。(うんうん。ゲームじゃないけどこれは無理ゲーだわな)


ノリカズがそれぞれのセリフに相づちを打ちつつ、関心していると

「なら、貴方たちが欲しい能力を授けてあげるわ」女神がそう言った途端ノリカズ以外の3人が目の前に餌を吊られたペットの如く反応した。


「えっ!?つまり、魔法とか使えちゃう系ですか??」

(おい、どうした?敗者?)


「そうよ。あんた達のしているゲームみたいに、魔法以外にも気とかもあるし、エルフや獣人、それにドランゴとかゴブリンなんかの魔物もいるのよ!!」

(ドラゴン!?ゴブリン!?冗談じゃねぇぞ!!)


「エルフに獣人..いいな...ケモ耳少女もいるんだろうな~」ジュル

(ポン太、気になるのはそっちか!!それりゃ自分とて興味がない訳じゃないけども...てか、ジュル??)


「どう?興味湧いてきたでしょw今なら私の加護を付けて俺TUEE無双もできるわよ~」ニヤ

中々悪い顔をして女神は言った

(興味は湧いたけども、あまりいい意味でじゃないからな!!)ノリカズは思う


「俺TUEEに美女が確定ならハーレムも...それに今ならってことは今後無いってことだよな...」

(ハーレムなんて、実際面倒だと思うぞ!!それと”今なら‶って言葉は信じちゃダメだ!!ストッ王!!)これは、ダメかもしれん


何故、ここまで考えていてノリカズが直接3人に言わないのかというと、女神のお付きの男が凄い剣幕でノリカズを見ていたからだ。まるで、なにか文句を言えば殺すと言わんばかりに...


なんでめっちゃ怖い顔で見られてんの??自分何か、やっちゃいました?と思っている一方、ノリカズを除いた3人は女神と話が弾んで(明らかに乗せられている)異世界に行く気満々になっている。


「のりかずニキも行きますよね?」敗者がそう聞いてきた。が

「当然...」

「当然???」期待した目でノリカズを見ている。

「行かないぞ!!」ハッキリと言った


「えっ??何でですか!?」敗者が驚く


「だってそうだろ!!あんな説明で行けるかよ!!加護を授けるとか言われても確かなものかも分からないし、ドラゴンとかだっているみたいじゃないか!!山にいる野犬でもヤバいのに...家電屋の新人店員のほうがまだ説明マシだぞ!?」


女神に対して、失礼かもしれないがこれでも言葉は選んだほうだった。


しかし、女神のお付きの男は許容できないようだった

「聞いていれば偉そうに!!お嬢様に対して!!貴様は”やはり”、ここで!!」


そう言うと男はどこからか取り出した剣を抜きノリカズに攻撃をしようとしたが、そこにいつの間にか移動した女神がそっと男を止めるように手を出しさえぎ


「やっぱりね。なら、あたしが言う問題を向こうで解決出来たらあなたの願いを幾つか叶えてあげる」

えっ!?ひょっとして、殺されるとこだったの!?(;゜Д゜)と驚いているノリカズにそう女神が言った。


「願い?幾つかの...?」動揺しつつもなんとか聞き返すことができた

「そう、叶えてあげる。幾つかの願いをね...」


女神は笑顔で、しかし、どこか悲しそうな顔をしてノリカズを見ながらそう言うと話を続けた

「あなたが今の生活をどうやって、手に入れたかは知ってるし、どんな気持ちかも理解はしているつもりよ。でもね、あなたが、あなたじゃなきゃ問題を解決できないと私は思っているの。だから、お願い。」


女神は少し泣きそうな顔で懇願する。その顔はノリカズにしか見えていない


「異世界だけども、向こうの‟子供‶たちを助けるために...」


「子供...」ノリカズが反応した。とある過去のトラウマがチラつく


「そう、だからお願い。あなたもあの子たちと一緒に異世界に行ってください」


口調が変わった、いや、”変えた”女神が泣きながら頭を下げようとしたとき


「分かった。分かりました...行きますよ。どいう事情があるかは知りませんが」


「ありがとう」女神が涙を流しつつも、泣き終わった顔で笑顔で感謝した。その笑顔がいいものかは別として、…


「だた、約束ですからね!!向こうの問題を解決したら願いを叶えてもらいますからね!!」


「もちろんよ!!」


(まったく、女神、おそらく年上とはいえ、見た目は少女だからな...泣かれちゃ敵わんよ)


ノリカズは決して、美少女に泣かれて頼まれたから行こうと理由だけで決意しただけではない。が


「あ~という訳でだ。取り合えず、自分も異世界行くことにしたわ...」


照れ隠しなのか、頭をきながら言う


「ホントですか!?のりかずニキ!!」敗者が嬉しそうに言う

(ったく、可愛げなら敗者のほうがあるのにな...)


「しかし、どうしていきなり行く気になったんだ?願いがどうのだの聞こえたけど...」


ストッ王が聞く。ポン太も疑問に思ったらしく首をかしげている


どうやら、さっきまでの話はあまり3人には聞こえてなかったらしい


「まぁ色々とあるんだよ。」行こうと決意した理由は明かさない


「それに、子供だけ異世界にほっぽり出す訳にはイカンからな...」


「子供って、俺はもう19なんだが?」


理由よりも子供という単語が引っかかったストッ王が発言する


「えっ?ストッ王って19だったのか!?もう少し年下かと思ってたは...てか、未成年なら子供じゃね?」


「はっ?はー出た出た。未成年だから子供とか高校生になったら、もう大人だとか都合良く変えるやつ」


よく学生時代などに大人と子供で議論される話である


「いや、自分はんなこと言ってないだろ?成人していなら、ほっとくわけにはいかないって話でだな…」


「だから、それが子供扱いしてる」って話だろ!!っとストッ王が言おうとしたとき


「もう二人とも子供じゃないんだったら、その話は終わりにして、本来するべき話をしましょうよ!!」


二人のどうでもいい?話を外野から見ていた敗者が顔をむくらして言う


「お、おうそうだな悪かった」「確かにな…すまん」ノリカズとストッ王が謝る


それを見ていた先ほどから半ば蚊帳の外状態のポン太は思う

(あの二人よりも敗者のほうが大人らしいな)と…


「よし、まぁあれだ、敗者の言う通り本来の…なんだっけ?」


ノリカズがやや強引に話を戻そうと言ったが頼りにならない


「本来の異世界に行く準備とかだったと思います。多分…」


敗者が自信なさげに言う。当然である話し合いなんかしていないからである。


「まぁそんな感じだったな、うん、準備しよう。時間も勿体ないしな」


ノリカズも‟多少の違和感”を感じつつも、話を進めることにした。


「で、女神様でいいんですかね?女神様、例の能力を授けて頂けるという話なんですが…」


「女神様でいいわよ。能力はある程度望んだ能力、思い描いた能力が使えるようにしてあげるわ」


「ある程度?ですか?」


ポン太が聞く


「神だって、人間と同じようになんでも出来る訳じゃないのよ。だから、ある程度ならってこと」


「なるほど、でも、そのキャパの範囲なら欲しい能力を授けてもらえるってことですよね?」

少し、敬語が怪しいがポン太の質問に女神は答える


「えぇそうよ。だから、順番に言ってみなさい」


そういうと女神は最初に座っていた椅子に座り“ようやく”能力を授ける準備に入った。

ここまで、お付き合いして頂きありがとうございました。


基本的に次回更新などは不定期となっておりますが、遅れ切った分は頑張らせていただこうかと思って


おり、自分の中では物語の終わりまで考えてあるので、なるべく早く次回話を投稿させていただこうかと思っております。


どうか、これからもよろしくお願いします。 苦厨之 逸美

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