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異世界ナラティブ  作者: SW
第四章
84/105

【幕間】謝罪


【25】話頃のお話です。



—————大変です~!

また酔っぱらって、ご主人様を困らせちゃったみたいです。

何も覚えてないんです~!

レイアお姉さんも、頭を抱えています。


「私達は何をやらかしたんでしょうか?」

「2人はあいつに抱きついて、ほっぺに何回もキスしてたわよ!」

「「!?」」

「本当に大変だったんだから!」

「・・・・・すみません」

「ごめんなさい~」

「まぁ、私も途中から覚えてないんだけど、、、」


ヒトミお姉ちゃんも酔っぱらったみたいです。


「このままだとマズイわよ、、、」

「お説教でしょうか?」

「・・・・・グスッ、ご主人様に嫌われます~」


ご主人様に嫌われると思ったら、涙が出て来ました。

—————うわ~ん!


「・・・・・こうなったら素直に謝るしかないわね」

「それがいいと思います」

「今から私が謝り方を教えるから、ちゃんと覚えてね」


ヒトミお姉ちゃんは膝と手を床に付けて、頭を下げました。

お団子みたいに丸くなっています。


「じゃあ、2人もやってみて!」

「はい~」


私も丸くなって、おでこを床に付けました。


「覚えておいてね、これがジャパニーズ土下座よ!」

「・・・・・ジャパニーズどげざ?」

「この後でリワンちゃんはあいつをお風呂に連れて行って、背中を流してあげて」

「わかりました~」


前にご主人様の背中を流した事があるんです。

これなら大丈夫です~


「レイアはお酌してあげて」

「はい」

「レイア、スカートって持ってる?」

「持ってますけど、、、」

「ちょっと見せて」


レイアお姉さんはアイテムボックスからスカートを取り出して、ヒトミお姉ちゃんに渡しています。

どのスカートも可愛いです。

レイアお姉さんによく似合いそうです。


「・・・・・う~ん」

「ダメですか?」

「どれもこれも丈が長いわね、、、」

「そうでしょうか?」

「レイア、今から買いに行くわよ!」

「えっ、今からですか!?」


ヒトミお姉ちゃんはレイアお姉さんの腕を引っ張って、外に出て行きました。

私も慌てて後を追いかけます。

アルちゃんはお留守番してて下さい~




ヒトミお姉ちゃんは服屋さんで、スカートを買っていました。

とっても小さな黒いスカートです。


「ちょっと短くないでしょうか?下着が見えそうです、、、」

「それくらいじゃないとダメなの!」


赤い服も買っていました。

こっちの服もレイアお姉さんには少し小さい気がします。


「冬にこんな薄い服を着たら、病気になってしまいますよ」

「家の中は暖かいから大丈夫!」


帰りにヒトミお姉ちゃんは、大きなお肉を買っていました。

凄く、、、大きいです、、、


—————ハッ!

ダメです~!

これはご主人様のお肉なんです~!


家に帰ると、ヒトミお姉ちゃんはお料理を始めました。

レイアお姉さんは、さっき買った服を困った顔で見ています。

お料理が終わると、ヒトミお姉ちゃんはお風呂の準備に行きました。

ヒトミお姉ちゃんは凄く頑張っています。

私も頑張りますよ~!




「ただいま」

「「「ごめんなさい!」」」


ご主人様が帰ってきました!

私達は教えてもらった通り、ジャパニーズ土下座でお出迎えしました。


それからお風呂でご主人様の背中をゴシゴシ綺麗に洗って、リビングに戻りました。

レイアお姉さんはさっき買った服に着替えて、顔を赤くしながらスカートを下に引っ張っています。

わぁ~、凄く短いスカートです~


—————あっ!

レイアお姉さんが座った時に、黄色い下着が見えました。

私も同じ色の下着を持ってますよ~


ご主人様がお風呂から戻ってきました。

私はヒトミお姉ちゃんに言われた通り、ご主人様の肩を揉みました。

その隣でレイアお姉さんが、ご主人様のコップにお酒を入れています。


—————む~!

ご主人様はレイアお姉さんの足をチラチラ見ています。

エッチな目をしていたので、ちょっとだけ力を入れて肩を揉みました。

私の事も見てください~!




「しょうがない、今回は許してやろう」

「ありがたき幸せ!」

「ありがとうございます!」

「ありがとうございます~!」

「早く食わないと、飯が冷めるぞ」


—————やった~!

ご主人様が私達を許してくれました。

ヒトミお姉ちゃんもレイアお姉さんも喜んでいます。

ご主人様が早くご飯を食べなさいって言ってくれたので、私は急いで椅子に座って、ご飯を食べました。


とっても美味しいお肉でした~!



—————夜にキャラクター紹介を投稿します。


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