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異世界ナラティブ  作者: SW
第四章
83/105

【幕間】教育


【13】話頃のお話です。



アルちゃんが部屋の中をパタパタ走り回っている。

立ち止まって匂いを嗅いだり、ピョンピョン飛び跳ねたり、たまに転んだり。

可愛すぎる—————


これが魔物っていうんだから信じられないわ。

大きくなったら怖くなっちゃうのかな?


—————ダメよ!

そうならないようにちゃんと教えないと!


「ほんと可愛いわね」

「たまりません!」

「可愛いです~」


私達3人はアルちゃんにメロメロだ。

こんなに可愛いんだもん、しょうがないよ、、、


「私も可愛い赤ちゃんが欲しいです~」


—————赤ちゃんか

いつか私も欲しいな、、、


「ご主人様に私も赤ちゃんが欲しいですってお願いしてみます~」


・・・・・今、危険な発言を聞いた気がしたけど、、、

レイアの方に視線を向けると、レイアも私の方を見ていた。

だぶん私と同じ事を考えてる。


「リワンちゃん、どうやったら赤ちゃんがもらえるか知ってる?」

「はい~、知ってますよ~。男の人と女の人で作るんです~」

「え~と、どうやって作るか知ってる?」

「・・・・・知らないです~。ご主人様に教えてもらいます~」

「「—————!?」」

「ご主人様は物知りさんなので、きっと知ってますよ~」


—————なんだろう?

このまま放っておくのは危ない気がする、、、

レイアも私を見て(うなず)いている。


「レイア」

「はい」

「今日の狩りは中止よ!」

「わかりました。リワンさんに教えるんですね」

「そうよ!このままだと危険だわ!」

「私もそう思います!」


アルちゃんに教えるよりも、リワンちゃんに教える方が先ね、、、


私はレイアと一緒に、リワンちゃんにいろいろ教えてあげた。

最初はよくわかって無さそうだったけど、途中から顔を赤くして聞いていた。

教えてる私とレイアも恥ずかしかった。

ちょっと詳しく教えすぎたかもしれない、、、

レイアも何も言わなかったし、そんなに大きく間違った事は言ってないと思う。


—————へ、変な事言ってなかったよね?


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