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どちらかと言うと悪い魔法使いです  作者: 花音小坂
第2章 ミラ=エストハイム編
115/452

未来への誘い

 

 ミラ=エストハイムの終焉。


 一人の少女を、闇魔法使いが生かして、死なせた物語。


 さて……道は未来へと繋がっている。

 決して、薦めはしない。


 彼は、闇しか与えない。


 どちらにせよ、


 進むのならば……


 覚悟をするといいだろう。


 僕?


 僕は彼の側に寄り添い、共に道を歩むもの。


 気にしなくてくれていい。


 僕はいてもいなくても、誰が気にするべくもない。


 道化とでも思ってくれれば。


 ……さあ、話が長くなってしまったようだ。


 進んでくれ。


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