プロローグ(という名の魂の叫び)
どもども~
ポンタローです~
しがないヘタレ作家でございます~
よろしくです~
ちなみに、ノクターンノベルスさんの方に、デスゲームっぽいダークな感じの作品『デザイアゲーム』を。
ピクシブさんの方に、エッチィ感じの二次創作を載せさせていただいておりますので、他のシリーズと合わせまして、そちらの方もよろしくです~
ちなみにこの作品はピクシブさんの方にも載せさせていただいております~
ではでは~
美少女が大好きであります。アイドルが大好きであります。アニメが大好きであります。フィギュアが大好きであります。同人誌やアニソンだって大好きであります。もちろん、エロゲーだって大好きであります(まだ一六歳だけど)。二次元サイコーであります。
つまり、何が言いたいのかというと、この西岡駈一六歳、高校二年生。自分は正真正銘、アイドルと二次元をこよなく愛するれっきとしたオタクであります。
隠してなどおりません。完璧なまでにオープンであります。どのくらいオープンなのかと言うと、オープン過ぎて妹からもドン引きされているくらいであります。そのくらいオープンなので当然のことながら彼女などおりません。これまでの生涯一六年、彼女がいたことなどただの一度もありません。しかし、彼女が欲しくないのかと聞かれると一秒とお待たせせずに即答します。欲しいに決まってんだろ、と(血涙を流しながら←ここポイント)。そう、自分は二次元にしか興味がない訳ではございません。三次元の女の子にだって興味バリバリであります。
しかし、先ほどもお伝えしたとおり、オタクだとオープンに言っておりますので。クラスの女子などは、自分をまるでミジンコのような目で見るのであります。そして、それは残念ながら学校全域に渡っているのであります。
結論を申しますと、学校で彼女を作るのは絶対に無理。隣のじいちゃん(御歳九六歳)がサンバを踊りながら、機動戦士○ンダムのオープニングを熱唱するくらい不可能なのであります。
だから、自分は待っているのであります。フラグが立つのを待っているのであります。
通学途中の交差点で、美少女転校生とぶつかったり。ある日、突然異世界へ召喚されて小柄な美少女(胸はないけど)の使い魔にされてしまったり(こう見えても、自分は体力には少々自信があるのであります)といったフラグが立つのを今か今かと待っているのであります。
はい、そこの「お前はバカか? 病院に行くか、いっぺん死ね」と思ったあなた。ごもっともであります。自分も、もし知り合いがそんなことをほざいたら、優しく肩を叩き、親指を立てながら、良い笑顔で言ってやるのであります。「とりあえず、いっぺん死んで来い」、と。
しかし、幸か不幸か実際にあったのであります。フラグが立ったのであります。空から女の子が降ってきたのであります。しかもとびきりの美少女。おまけに金髪であります。でも、残念なことにお胸はないのであります。
しかし、胸はなくとも美少女は美少女。フラグはフラグであります。はい、そこの、結局お前もリア充組かよと思ったあなた。先ほど自分は幸か不幸かと申し上げたのであります。
そう、幸運なのは美少女とお近づきになれたこと。そして、不幸なことは……
彼女が死神だったことなのであります。