第93話 その後のメンバー
◯ユウト
いつまでも見た目は美少年。
幹部会への出席は年一回。
あだ名は「お年玉おじさん」
研究者としての道を歩む。特筆すべき功績はダンジョン産の綿花の産業利用。
◯エクシー
いつまでも美女。
あだ名は無し。
◯ジジ
ファミリーの教育担当として、静かに、けれど確かに冒険者を支えた。
リーダー交代の15年後、その穏やかな人生に、静かに幕を下ろした。
◯ミラベル
マルネロと結婚、子宝に恵まれ、子孫は代々、ファミリーを支える
◯カイラ
ミノックと結婚、子供には恵まれなかったが、孤児院の院長として、生涯を全う。
◯マルネロ
寄り添う杖のリーダーとして、活躍。
学園を大きくした立役者。
◯ダン
結局、イーストテリアの侯爵まで登りつめる。王からも周辺貴族からも忖度無しの評価だと評判。ユウトとの友情の文通は、死ぬ1週間前まで続き、ファミリーへの義理堅さが伺える。
◯リリス
詳細は第六部へ
◯ミノック
石積み職人として、学園を完成させる。
晩年も講師として、後進の指導で活躍。
◯マルスさんの奥さん達
・ベルナ……ファミリーの孤児院長として、カイラと二人三脚
・ローズ……ワイナリーの所長として、生涯を全う、作ったワイン「マルズ」は今なお、受け継がれている
・フローラ……香水工房の長として、生涯を全う
・シャイン……農場は初期の10倍に広がり、その後進育成に尽力
・セレナ……革工房の長として、生涯を全う
◯セルフィン……革工房の長として、セレナの跡を継いだ。
夫・ドラシルとは実質的に別居状態となり、
今も生きているが、かつての故郷――エルフの里に戻ることはなかった。
────第五部 完────