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staying out for the summer  作者: 双葉紫明
届かなかった手紙
9/52

 はるちゃん、わたしも中学生になったよ。

 制服来て、少し大人に近づいた感じだね!

 はるちゃんは2年生か。

 同じ学校だったら先輩なんだよね。 

「はる先輩」

 それも良いな。

 なんて。

 えへへ。

 わたしはそれなりに楽しくやってるよ。

 新しい友達も出来たし、一学期の間に2回コクハクされちゃった。

 わたし、モテるんだぞ。

「好きなひとが居るから」って、ごめんなさいした。

 もちろんはるちゃんの事だよ。

 これからは高校受験に向けて、夏休みは近くの塾の夏期講習に通うんだ。

 はるちゃんに会えなくても、あの長閑な夏休みが過ごせなくなるのは寂しいな。

 東京の夏はすっごく暑いの。

 そっちはだいぶ涼しいんだよ。

 でもって、ハルとアキが一緒に居たら、もっと過ごしやすいんだ。

 あの場所で思い出に浸る事も出来ない。

 その間にふたりとも少しずつ大人になって、変わって行っちゃうのかな。

 はるちゃんがもっと遠くなっちゃった気がして、でもわたし、いつか再会出来るのを信じて、それを楽しみに毎日を過ごしてるんだ。

 だから毎年、夏休みにこうしてお手紙書くの。

 また会えた時に読んでもらえる様にね。

 では、また来年。

 元気でね。

 わたしを忘れちゃ、嫌だよ。

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