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staying out for the summer  作者: 双葉紫明
在宅蜃気楼遭難地帯
33/52

 気が狂いそうだった。

 確かめたい。

 狂おしい恋。

 ずっとあきのこと考えてる。

 あのひんやり冷たい身体。

 白くて柔らかい、彼女だけのお乳。

 それが僕のもの。

 嘘だ。

 そんな都合良い話があるわけない。

 お金だって振り込んでくれた。

 だけど、あとでたんまり取られるに違いない。

 親父も最初の借金は人妻の美人局だったって聞いた。

 きっと柄の悪い別居中の旦那が出てきて。

 無理をした。

 金ならない。

 全然ない。

 東京まで。

 行けるのか?

 帰ってこれるのか?

 それでもあきの「楽しみー!」って無邪気な電話の声。

 騙されてたってかまうもんか。

 埼玉。

 あきのFMが入る場所に、時間。

 あきはコスメの解説しながら、「コントロールカラー」を何度も噛んだ。

 確信したんだ。

 この恋は、本物だって。

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