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ついにはるちゃんと再会を果たしちゃった。
わたし、会ったら思い出してくれると思ってた。
画像はちょっぴり詐欺画像だったから。
でも、全然気付いてない。
少しさみしい気もするけど、となりに居るのは紛れもなくはるちゃんだ。
年もサバ読んじゃってるから、純粋なはるちゃん、信じちゃって違う似たひとだと思ってるのかな?
時々わたしの顔、まじまじと見つめてるもん。
でもなんだか、安心しちゃった。
あのきれいだったわたし。
忘れちゃったなら好都合だわ。
久しぶりにずっと笑った1日。
観覧車でのキス。
はるちゃんの、あの街へ帰る長い道のり。
「眠くなっちゃうね、途中で一泊しようか?いや、なんにもしない、約束するよ」
わたしはうん、と頷いた。
街はずれのラブホ。
わたしたち、ラブホ行ったの結局3回だけになったね。
はるちゃん、約束破った。
でも、わたしも望んでたんだ。
一緒のお布団に入って。
疲れてるから、寝ちゃうかな?
寝息。
初めて聴いた、はるちゃんの寝息。
わたしも寝るか。
そしたら、あの温もり。
あ。
全然怖くなかった。




