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staying out for the summer  作者: 双葉紫明
psycho killer
22/52

 それからわたし、決めたんだ。

 絶対この人と別れるって。

 わたしその頃は派遣で携帯ショップの店員してた。

 他にも事務所に所属して、ローカルFM局のパーソナリティのお仕事もらった。

 オンエアまでに調べ物したり、TSUTAYAでCD探したり。

 忙しさで気が紛れたし、わたしが決めた未来へ進んでる気がしたんだ。

 それでもやっぱり辛かった。

 そんなわたしをお母さん心配してくれて、やっと離婚したい事切り出せた。

 ホントはもう夫婦関係繕ってるの耐えられなかったから、とりあえずアパート借りてもらって、別居したんだ。

 それでもあの頃のわたしは辛くて、世界が滅んでしまえば良いのに、と、ふと思ったり。

 旦那はなかなか離婚を承諾してくれなくて、だけどわたしはあの人の苗字で居るのが嫌で、夏目亜季から緒川亜季に戻してお仕事してた。

 そんなモヤモヤした気持ちをわたし、ネットの世界で紛らわしてたんだ。

 わたしが勤めてた携帯ショップの通信会社のオフィシャルサイト。

 まだmixiが始まるか始まらないかの頃、実験的にSNSみたいな事やってた。

 今はもうないけど。

 当時はもう出会系サイトみたいなのはあったんだけど、怖いし。

 わたしはそのサイトで「こにゃん」と名乗って「猫になりたい」って呟いた。

 気ままな猫ちゃん。

 はるちゃんも大好きな、猫ちゃん。

 ホントのホントの気持ち。

 それは現実のどこにも吐き出せなかったから。

 そうしてついに、見つけたんだ。

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