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staying out for the summer  作者: 双葉紫明
psycho killer
19/52

 今でも僕には理解出来ない。

 墮胎は殺人だ。

 その理由が金であれば尚更救いがない。

 彼女は流産した。

 初産では良くある事だと。

 けれど、後で僕との子だと知った彼女の父親が腹を蹴ったと、言われた。

 僕はもう彼女と居られなかった。

 別れて他の女とも妊娠騒動があった。

 産んでくれ、頑張るから。

 馬鹿のひとつ覚え。

 信用がなかった。

 いつでも堕ろす決断。

 消える命、母体の苦痛。

 変わってやれない。

 代わりに死にたい。

 その度、僕の精神は壊れた。

 女は感極まると、「赤ちゃん作ろ、中に出して」と言う。

 学んだ。

 けど、その時僕は言うなりだった。

 だから何度も出来た。

 中には水子地蔵を一緒に拝もうと。 

 何故産んでくれないのか? 

 僕はそんなにダメなのか?

 ただの玩具に、質問は許されなかった。

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