表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界熱血無双グレートパラディン【連載版】  作者: そうくん
第3章:新たなる転生者!レジスタンス団結計画!(タンリオシティー編)
71/88

第63話:ファンタジアキッド参戦!発動せよ、幻の憑依魔法!③

感想や評価、ブックマークも大歓迎です!

 憑依魔法・ミラクルユナイトを駆使し、ソードマンティスの撃破に成功したファンタジアキッドの面々。

 だが残り2体の人造モンスターの思わぬ反撃に合い、ピンチに陥ってしまう。

 そこへついに、ヒロシやイサミ達が助けに駆けつけた。


ヒロシ「現れよ、炎の属聖剣・フレイムアトス!!」


マミ「現れて、風の属聖剣・ストームダルタニアン!!」


レイニャ「現れなさい、光の属聖剣・シャイニングコンスタンス!!」



イサミ「インストール! ドラゴニックロミオ!!」


 《サモ〜ンズ、ドラゴン!》


マリン「インストール! コールドジュリエット!!」


 《サモ〜ンズ、コールド!》


 ヒロシ達3人はエレメントブレスレットから、

 イサミ達兄妹はカリバーカードをスキャンしたパラディンデバイザーからそれぞれの属聖剣を召喚し、装備した。



 5人が属聖剣を召喚する光景に驚き、チルチルはこうたずねた。


チルチル「君達が噂に聞いたブレイブリーグ!?」


イサミ「おまけに僕ら白銀の太陽もいるよ」


ヒロシ「そんじゃ共同戦線といこうぜ!」


マッスルスパイダー「ちょうどいい! テメーらもまとめて始末してやる!」


マシンガンメカジキ「覚悟しやがれガキども!」



 ブレイブリーグ、白銀の太陽、そしてファンタジアキッドの3つのグループが共闘し、2大人造モンスターに最後の戦いを挑んだ。


チレット 「ミチルちゃん、チロくん! 今度は私とユナイトを!」


ミチル「分かった!」


 チレットの頼みで、ミチルの体からチロが幽体離脱ゆうたいりだつした。

 ミチルの頭から犬耳は消え、荒々しい雰囲気から元の大人しい性格へと戻った。


チレット 「それじゃいきましょ!」


ミチル「うん!」


ミチル、チレット 「憑依! ミラクルユナイト!!」


 今後はチレットを自分の体に憑依させたミチル。

 ミチルの茶色い髪から黒い猫耳が生え、黒く露出度が高い服に白いファーを身につけたキャットフォルムへと姿を変えた。


ミチル「モフモフ世界! キャットフォルム!!」


 キャットフォルムとなったミチルは、冷静でおっとりとした性格へと変わった。



マシンガンメカジキ「今度は猫耳モードか!? ナメやがって!!」


 キャットフォルムとなったミチル目掛け、鼻先のマシンガンからエネルギー弾を連射するマシンガンメカジキ。

 だがミチルがキャットバトンを勢いよく前に振ると、紫がかった透明なバリアーが展開され、連射されたエネルギー弾はどんどん消滅していった。

 ミチルはチレットを憑依させることで、彼女自慢の魔法を使いこなすことができるのである。


マシンガンメカジキ「なんだと!?」


ミチル「次はこっちから行くよ! それっ!!」


マシンガンメカジキ「ぐわっ!」


 ミチルはキャットバトンの先端の猫の顔の目から紫色の電撃を発射し、マシンガンメカジキの鼻先のマシンガンを故障させた。


マシンガンメカジキ「しまった! オレのマシンガンが〜!」



ミチル「トドメ行くよ! キャットバトン・煌めきの波動!!」


 さらに追い打ちとして、ミチルはキャットバトンから紫色に煌めく特大エネルギー波をマシンガンメカジキ目掛け発射した。


マシンガンメカジキ「ぎょえ〜〜〜〜〜!!」


 エネルギー波の中で、マシンガンメカジキは悲鳴を上げながら粉砕された。


ミチル「チェックメイト❤️」


 勝利したキャットフォルムのミチルは、可愛く決めポーズをした。


チルチル「やったぁ!」


チロ「ざまみろー!」




 一方、ヒロシやイサミ達5人は、マッスルスパイダーと激戦を繰り広げていた。


マッスルスパイダー「くらいやがれ〜!!」


 マッスルスパイダーは手首から射出しゃしゅつした蜘蛛くもの糸をムチのように振り回した。

 その強烈なムチ連撃をヒロシ達はなんとか回避した。



ヒロシ「そんじゃイサ坊、やりまっか!」


イサミ「やりまひょ!」


ヒロシ「うお〜〜〜〜〜!!」


イサミ「はぁ〜〜〜〜〜!!」


 ヒロシのフレイムアトスとイサミのドラゴニックロミオによる同時斬りが、マッスルスパイダーの糸を見事に切断した。



マッスルスパイダー「まだまだぁ! どりゃ〜〜〜〜!!」


 さらに怒ったマッスルスパイダーは、両腕の手首から蜘蛛の糸の雨を噴射した。


マリン「させない! アイスソードイリュージョン!!」


 そこでマリンは、コールドジュリエットの必殺奥義を発動した。コールドジュリエットの力で無数の氷の剣を召喚し、マッスルスパイダーが噴射した無数の蜘蛛の糸に命中させ、ヒロシやイサミ達を守った。



マリン「ヴァージョンアップ! コールド・ウィズ・ストーム!」


 《コネクトタァイム! ストーム!》


 マリンはパラディンデバイザーにストームダルタニアンのカードをスキャンした後、コールドジュリエットをマミのストームダルタニアンとクロスさせ、2本ともコールドレクイエム・ストームエイディションとしてヴァージョンアップさせた。


マミ「行くわよ、マリン!」


マリン「うん!」


マミ、マリン「パーフェクトフローズンテンペスト!!」


マッスルスパイダー「どわ〜〜〜〜〜!!」


 マミとマリンは、ヴァージョンアップした2本の属聖剣の力で、強力な冷気の嵐を発生させ、マッスルスパイダーを一気に氷漬けにした。



レイニャ「トドメは私がやります! ホリーシャワーブラスト!!」


 さらにレイニャはシャイニングコンスタンスの刀身から黄金に輝く無数の粒子を発射した。

 それにより、氷漬けとなったマッスルスパイダーはバラバラに破壊されたのであった。

 こうして、ブレイブリーグ、白銀の太陽、ファンタジアキッドの活躍により、ラウズ帝国の3大人造モンスターは全滅し、タンリオシティー進軍は未然に阻止されたのであった。





 つづく




知っている方もいると思いますが、最近Twitterデビューしました!良かったら遊びにきてください!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ