第54話:黒き救世主!ドラゴニックロミオ爆誕!②
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アヤタシティーを舞台に、人造モンスター・リブートスライム率いるホーストルパー軍団を迎え撃つヒロシ達ブレイブリーグの6人。
リブートスライム「ホーストルパー共、かかれ〜!!」
ホーストルパー達「ヒ〜ン!」
ヒロシ「行くぜ! 二刀流モードだ〜!!」
ヒロシはフレイムアトスを二刀流モードに分離させ、炎をまとった燃える斬撃でホーストルパー達をどんどん蹴散らしていった。
ブッチ「ブッチ様のメガトン頭突きをくらいやがれ〜〜〜!!」
ブッチはグランドポルトスによる豪快な斬撃だけでなく、自慢の石頭による強力な頭突きをホーストルパー達に炸裂していった。
パズー「特訓の成果!」
マミ「見せてあげるわ!」
パズーはスプラッシュアラミス、マミはストームダルタニアンをより軽やかに使いこなし、ホーストルパー達を圧倒した。
アレックス「サンダーロシュフォール、エレメンタルガトリング! 同時発射!!」
アレックスは右手のライフルモードに変形したサンダーロシュフォールから電撃ビーム、左手のエレメンタルガトリングから雷のエネルギー弾による乱れ撃ちをホーストルパー達にくらわせた。
ホーストルパー達「ヒーン!!」
レイニャ「シャイニングシャッター!!」
レイニャは左手で光のバリアー・シャイニングシャッターを展開し、3人のホーストルパーが連射したマシンガンの弾丸を防ぎ、逃げ遅れた人々を守った。
レイニャ「さ、今のうちに逃げてください!」
女性「ありがとうございます!」
レイニャ「今度はこちらから行きますよ〜!」
マシンガンによる弾丸の雨を防ぎ、守った人達を逃したレイニャは、右手に装備したシャイニングコンスタンスによる華麗な斬撃を炸裂し、3人のホーストルパーをあっという間に撃破した。
ホーストルパーは全滅し、残る敵はリブートスライムだけとなった。
リブートスライム「中々やるなぁ! だがこのオレはそう簡単にはいかんぞ!」
ヒロシ達に6人に襲いかかるリブートスライム。
パンチやキック、さらに口から吐き出した水のエネルギー弾を駆使し、ヒロシ達を手こずらせるリブートスライム。
ブッチ「このヤロー! こっちは早くハンバーガー食いたくてうずうずしてんだよ!!」
怒ったブッチは、グランドポルトスによるこんしんの一振りで、リブートスライムの右腕を切断した。
ブッチ「どんなもんだい!」
だが腕を失ったにもかかわらず、リブートスライムは余裕の表情を見せていた。
すると切られた腕から水色の液体がニュルニュルと飛び出し、右腕が新たに再生されたのであった。
ブッチ「何っ!?」
パズー「腕が再生した!?」
リブートスライム「ゲヘヘ!」
再生能力を発動し、不気味で不敵な笑みを浮かべるリブートスライム。
その一方でブッチ達は当然のことながら驚きを隠せなかった。
ヒロシ「これならどうだ! マキシマムフレイムストリーム!!」
次にヒロシは一刀流モードに連結したフレイムアトスの先端から炎の破壊光線を発射し、リブートスライムの上半身を粉砕した。だが再びが液体がニュルニュルと飛び出し、上半身も再生したのであった。
リブートスライム「ガハハ! オレの再生は最強だ!
貴様らなど敵ではない!」
と言った直後、リブートスライムは左腕をムチのように伸ばし、横線を描くかようにパンチを繰り出し、ヒロシ達6人をまとめて吹き飛ばした。
ヒロシ「くそっ! なんてヤツだ!」
リブートスライム「これで終わりだな、ブレイブリーグよ!」
追い詰められたヒロシ達にさらに攻撃を仕掛けようとするリブートスライム。
???「待て!」
だがそこへ、緑色の髪の少年と水色の髪の少女が現れた。果たしてこの戦いの行く末はいかに?
つづく




