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異世界熱血無双グレートパラディン【連載版】  作者: そうくん
第2章:レディデストロイ出陣!取り戻せ、正義の魂!
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第44話:モコール村に迫る魔の手!シバザ、憎しみの出撃!

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〈ラウズキャッスル〉


ヒロシやレイニャ達がライトン遺跡での試練を受けている一方、ラウズキャッスルにいるシバザ王女、

レディデストロイ、ガブ将軍、プロフェッサーマエルの

4人に、1人のホーストルーパーから報告が入った。

ヒロシ達ブレイブリーグがモコール村に向かったという報告であった。

ちなみにこのときのレディデストロイは、

新しく作り直した黒い仮面をかぶっていた。


シバザ「モコール村って確か、訳の分かんない言葉を喋るタヌキ人族達がわんさか住んでる村よねぇ?なんでわざわざそんなとこへ?呑気のんき観光かんこう?」


シバザ王女がそんな疑問を口にすると、

プロフェッサーマエルがモコール村に関するある秘密を思い出した。


マエル「そういえばあの村には、伝説剣が眠る遺跡がありらしい。もしかしたらそれこそが光の属聖剣・シャイニングコンスタンスなのかもしれない。」


するとプロフェッサーマエルに続き、

ガブ将軍もシャイニングコンスタンスに関してこう言った。


ガブ「シャイニングコンスタンスはダークネスミレディに引けを取らないほどの性能を秘めている上に、邪悪な心を浄化じょうかする効果も備わっている。恐らく連中は、それを手に入れ、レディデストロイを奪還だっかんしようとしてるんだろう。」



後半からのガブ将軍の推測を聞き、いつも以上に怒り狂うシバザ王女。


シバザ「奪還!?冗談じゃないわよ!あんなヤツらにレディデストロイを取られてたまるもんですか!」


マエル「元々こちらが捕まえて洗脳したんですけどね。」


プロフェッサーマエルは、シバザ王女に小声でツッコんだ。




レディデストロイ「では私が行きましょう。光の属聖剣に選ばれし者もろとも駆逐くちくしてみせましょう。」


シバザ「もちろん私も行くわ!レディデストロイにボコボコされたブレイブリーグの反逆者共を生で見てやるんだから!」


なんとレディデストロイだけでなく、シバザ王女も

モコール村へ行くことを強く宣言した。

そんかシバザ王女を説得するガブ将軍。


ガブ「いけません王女!昨日のサクニタウンの時も勝手出て!これ以上の身勝手は許可できませんな!」



説教をしたガブ将軍に対し、シバザ王女は逆ギレした。


シバザ「うるさいわねぇ!将軍のくせに偉そうに!それに私知ってんだからね!アンタ達が陰でシバザ王女は次期女王に相応しくないとか見下していることを!」


シバザ王女は激怒した。

ラウズ帝国の次なる女王となる自分を認めない

ガブ将軍を含めた帝国の連中に。



ガブ「確かにあなた様が次期女王に受け継ぐには現状で危ういのではないかという不満を抱いていることは否定しません…。しかしだからこそ、我々が出来る限りのサポートをし」


シバザ「やかましい!言い訳するんじゃないわよ!」


ガブ将軍の説得など、今の怒り狂ったシバザ王女の前ではまったくの無意味であった。

さらにシバザ王女は、プロフェッサーマエルにこう言った。



シバザ「マエル、確かどんなに体力のない人間でも強力なモンスターノイドに変身できる装置を開発してたわよねぇ?それを私によこしなさい!」


マエル「しかしあれはまだ試作段階です!変身に成功してもどんな影響を及ぼすか!?」


シバザ王女に新兵器の使用を頼まれ、

いつもは余裕な表情のプロフェッサーマエルも

さすがに今回は焦りの表情を見せた。


シバザ「なんでも良いから早く私に渡しなさい!」


マエル「か、かしこまりました…。」


シバザ王女に強く言われ、プロフェッサーマエルもしぶしぶその新兵器の用意へと行った。



シバザ「進化した私の力を見せつけて、ガブ達を見返し、お母様にも認めてもらうんだから!!」


自分も6大将軍ほとんど特権であるモンスターノイドとなり、次期女王に相応しいことを帝国のみんなに分からせようと決意するシバザ王女。


レディデストロイ「良い心がけです王女様!女王陛下もきっとお喜びになられるでしょう!」


シバザ「ありがとうレディデストロイ!あなただけよ、私のことを理解してくれるのは!」


レディデストロイ「当然です。私はあなた様に使える騎士なのですから。」


レディデストロイに励まされ、ジバザ王女は再び笑顔を取り戻し、よりやる気に満ちていた。

果たして、シバザ王女が変身したモンスターノイドとは?





つづく



ジバザ王女の苦悩(?)とかをうまく表現できず、

すみませんでした。

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