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異世界熱血無双グレートパラディン【連載版】  作者: そうくん
第2章:レディデストロイ出陣!取り戻せ、正義の魂!
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第38話:光の属聖剣をゲットせよ!モコール村への急行!②

感想や評価、ブックマークも大歓迎です!

アキブクシティーから出発して20分ほど経ち、

ヒロシやレイニャ達を乗せたマキシマムアルタイル号は、目的地のモコール村に到着した。



〈モコール村〉


ハロルドにマキシマムアルタイル号の留守を任せ、

ヒロシ、ブッチ、パズー、マミ、アレックス、レイニャの6人は、さっそく村に入って行った。

村の住人は、タヌキ人族、キツネ人族、ウサギ人族が

ほとんどであった。

しばらく歩いている、タヌキ人族の老婆がヒロシ達の

前に現れ、謎の言葉を喋り出した。

どうやらエルが話していたドラモがこの人のようだ。


ドラモ「ソリップルユーフルワッツン?(訳:失礼ですが、どちら様でしょうか?)」


ドラモ村長の喋っている言葉の意味を理解できず、

ブッチは耳元でパズーに質問した。


ブッチ「なぁ、あのばあさん今なんて言ったんだ?」


パズー「そんなのこっちが知りたいよ。」


などと小声で会話するブッチとパズー。

するとアレックスがドラモ村長の前に立つ、

彼女が話した言葉と同じような言葉で会話した。


アレックス「ユーフドマスタンドラモ?ボクトルズブレイブリーグ。ユーフドシツギモタヨッタス。(訳:あなたがドラモ村長ですね?僕達はブレイブリーグのものです。あなたにお聞きしたいことがあって来ました。)」


アレックスがドラモ村長と同じような言葉で会話し、

驚くヒロシ達。


ヒロシ「この村の言葉が分かるの!?」


アレックス「日常会話程度だけどな。」


レイニャ「先月ながら、私も日常会話程度なら。」


マミ「レイニャもすごっ!」



ドラモ「おやおや、あなた方が噂に名高いブレイブリーグでしたか!確かにみなさん、勇気と優しさに満ち溢れた目をしておりますね〜。」


なんと今度は、モコール語ではなく、ヒロシ達が喋っている言葉で喋った上、ヒロシ達が本当に正義の戦士であることを見抜いたドラモ村長。


ヒロシ、ブッチ、パズー、マミ「ふつうに喋れるんかい!!」




〈ドラモ村長の家〉


ドラモ村長に連れられ、ヒロシ達は彼女の家に招待された。そして本題である光の属聖剣・シャイニングコンスタンスについてドラモ村長に質問した。


レイニャ「というわけなのです!」


ラウズ帝国に洗脳されたマルカルを元に戻すために

シャイニングコンスタンスが必要であることを

話したヒロシ達。それを聞いたドラモ村長は、

快くシャイニングコンスタンスの入手方法を教えた。


ドラモ「なるほど。では教えて差し上げましょう。この村のはずれにあるライトン遺跡に入り、強力な精霊達と戦います。その後遺跡の主である聖獣メガワルキューレフォックス様とも戦い、認められれば光の属聖剣は手に入ります。」


パズー「まるでアニメにありがちな展開だなぁ。」


ドラモ「メガワルキューレフォックス様に挑む際、このような合言葉をモコール語で唱えて呼び出すのです。お目覚めください聖なるおキツネ様!そして最後の試練を受けさしたまえ〜!!っと。」


メガワルキューレフォックスを呼び出す際の合言葉を

高らかに叫ぶドラモ村長。



パズー「す、すごい迫力…。」


マミ「さっき合言葉、略せる?」


マミは心配そうにレイニャに質問した。

だがレイニャは勇敢な表情でこう答えた。


レイニャ「大丈夫です!そちらも略せますよ!」


ドラモ「では、遺跡まで案内します。」





〈ライトン遺跡〉


再びドラモ村長に連れられたヒロシ達は、

村のはずれにある岩山の洞穴ほらあなの前にたどり着いた。


ドラモ「この穴を通ればライトン遺跡にたどり着きます。この世界とマルカル王女の未来のため、健闘をお祈りします。」


レイニャ「色々とありがとうございます、村長さん!」


ヒロシ「よし!歩くぜ遺跡!シャイニングコンスタンス入手大大作戦、決行だ〜!!」


一同「おー!!」


こうして、ヒロシ達6人は、ダークネスミレディ打倒と

マルカルの洗脳を解くカギであるシャイニングコンスタンスを入手すべく、ライトン遺跡へと勇敢に入っていくのであった。





つづく



モコール村の言葉のくだりは、

ドラゴンボールのナメック星の言葉、

無職転生のロキシーちゃんの村の言葉を

参考にしました。

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