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異世界熱血無双グレートパラディン【連載版】  作者: そうくん
第2章:レディデストロイ出陣!取り戻せ、正義の魂!
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第34話:シバザ王女介入!?それよりレディデストロイの正体とは!?①

感想や評価、ブックマークも大歓迎です!

突如、サクニタウンに出現したレディデストロイ、

ホーストルパー軍団、さらにシバザ王女。


シバザ「オーホッホッホッ!!この町の愚民共ぐみんども、ひれ伏しなさい!ラウズ帝国の王女・シバザのお通りよ!!」


シバザは高笑いをしながらレディデストロイを率いて、

我が物顔でサクニタウンを歩いていた。

そこへヒロシ、パズー、マミ、レイニャの4人が駆けつけ、ラウズ帝国に立ち塞がった。



ヒロシ「そこまでだ!ラウズ帝国!」


パズー「せっかくいただいた休暇を台無しにすんなよな!」


シバザ「あら?さっそく出たわね、ブレイブリーグ!」


マミ「ってアンタ、シバザ王女じゃん!」


レイニャ「レディデストロイやホーストルパーならともかく、シバザ王女がどうして!?」


シバザ王女がいることに驚くマミとレイニャ。

対するシバザ王女はその理由を話した。



シバザ「最近アンタらのせいで、愚民の多くはあたし達ラウズ帝国をナメている!だから帝国の恐ろしさを改めて思い知らせるために、王女であるあたしが直々におもむいたのよ!」


マミ「え〜。弱っちくてワガママだけが取り柄の王女様が現れてもな〜。」


まるで害虫で見たかのような嫌な目でシバザ王女を見つめ、マミは文句を言った。

それに対し、シバザ王女はもちろん怒った。


シバザ「きぃ〜!!ムカつく〜!!レディデストロイ、ホーストルパー達!あのボンクラ共をやっつけちゃって!今すぐ死刑よ!!」


レディデストロイ「かしこました!ハーピィキャット!スパークカメレオン!」



レディデストロイがそう叫んだ直後、

鳥人族ハーピィと猫を合成した女人造モンスター・

ハーピィキャットが空から舞い降り、

さらにどこからか、まるで瞬間移動して来たかのように

カメレオンの人造モンスター・スパークカメレオンが

突然姿を現した。


ハーピィキャット「レディデストロイ、ご指示をお願いします。」


レディデストロイ「今回の標的はブレイブリーグです。始末してしまいなさい。」


スパークカメレオン「お任せを。」


ヒロシ「みんな、オレがレディデストロイを食い止める!パズー達は人造モンスター達を頼む!レイニャは町の人達の避難を!」


パズー、マミ「OK!」


レイニャ「うけたまわりました!」



ヒロシ「現れよ、炎の属聖剣・フレイムアトス!!」


パズー「現れよ、水の属聖剣・スプラッシュアラミス!!」


マミ「現れて、風の属聖剣・ストームダルタニアン!!」


ヒロシ達はエレメントブレスレットからそれぞれの

属聖剣を召喚、装備し、ラウズ帝国に立ち向かっていった。



ヒロシはレディデストロイ、

パズーとマミは2体の人造モンスターとホーストルパー達に立ち向かい、その隙にレイニャはサクニタウンの

人々を逃していた。


レイニャ「みなさん、早く逃げてください!」


ホーストルパー達「ヒーン!」


そこへ、複数のホーストルパーが攻めて来た。


レイニャ「サクニタウンの人々や動物さん達には指一本触れさせません!シャイニングビーム!!」


レイニャは人差し指から金色に輝くビームを連射し、

ホーストルパー達をどんどん撃破していった。

パズーもスプラッシュアラミスを振るい、ホーストルパー達を斬り倒しながらレイニャと合流した。


パズー「やるじゃんレイニャ!大したもんだ!」


レイニャ「もしものために戦闘訓練をしておいて正解でした!」


パズーにほめられ、笑顔となって照れるレイニャ。



スパークカメレオン「キエ〜〜〜!!」


パズー「うわっ!?」


だが喜ぶのも束の間、スパークカメレオン雄叫びを上げながらサーベルで攻撃してきた。

間一髪、パズーはスプラッシュアラミスでその斬撃を防いだ。その後もパズーはスプラッシュアラミスを華麗に使いこなし、スパークカメレオンの手からサーベルを

振り払った。どうやら剣の腕前ならパズーの方が上のようだ。


スパークカメレオン「おのれ〜!ならばオレの保護色殺法ほごしょくさっぽうをお見舞いしてやる!」


追い詰められているものの、スパークカメレオンは不敵に笑いながら保護色能力ほごしょくのうりょく

使い、体を周りの風景に溶け込ませた。


スパークカメレオン「くらえ!!」


パズー「ビリリ〜〜〜!!」


さらに電流光線銃を使い、電撃ビームを発射し、

パズーを痺れさせた。



レイニャ「パズーさん、大丈夫ですか!?」


パズー「平気平気!こっから反撃開始だ!」


電撃ビームをくらっても立ち上がったパズーは、

目を閉じ、精神を集中し、次にスパークカメレオンが

どこから撃ってくるのか感じとろうとしていた。

以前、スナイプガーゴイルの空中射撃を見切ったように。


パズー「……。」


すると再びスパークカメレオンが電撃ビームを発射した。


パズー「とらえた!」


だがパズーは電撃ビームが発射された気配を感じ取り、

見事それをかわした。


スパークカメレオン「何っ!?」


パズー「アクアビーム!!」


スパークカメレオン「うわー!?」


次にパズーは手から水のビームを電撃ビームが発射された方向へ発射し、見事スパークカメレオンに命中した。

ダメージを受けたスパークカメレオンは保護色が解け、姿が現れてしまった。


パズー「今だ!一撃爽快!アルティメットアクアスライサー!!」


スパークカメレオン「ぎゃあ〜〜〜〜〜!!」


さらにパズーはスプラッシュアラミスを逆手に持ち、

刀身からこんしんの水刃を発射し、スパークカメレオンにトドメをさした。


スパークカメレオン「む、無念…!」


スパークカメレオンは爆発四散した。




マミ「あたし猫好きだからこの人造モンスターとはあんまり戦いたくないなぁ…。でもみんなのためにも心を鬼にしなきゃ!」


一方、マミはストームダルタニアンを使い、

鋭い爪で襲いかかるハーピィキャット相手に互角の戦いを繰り広げた。


ハーピィキャット「やるわねぇ、お嬢ちゃん!じゃあこれならどうかしら!?」


ハーピィキャットは空を飛びながら、鋭い爪による引っかき攻撃や翼から発射して羽根ナイフを炸裂した。

マミはなんとかかろうじてかわすのがやっとであった。


マミ「あーもう!一気に決めてやる!超速乱舞!!」


マミはストームダルタニアン(クナイモード)の奥義を発動したことにより、体に紫色のオーラをまとわせ、50倍に増加したスピードを利用し、勢いよく空へとジャンプし、

ストームダルタニアンによる斬撃をハーピィキャットに炸裂した。


ハーピィキャット「キャア〜〜〜〜〜!!」


ストームダルタニアンによる超高速ジャンプ斬りをくらい、ハーピィキャットは地面へと落下していった。



マミ「からの〜!アメイジングトルネードショット!!」


さらにマミはエレメントブレスレットからウイングユニットを召喚し、ストームダルタニアンをクナイモードからアローモードへと連結し、先端から風の超エネルギーを発射し、ハーピィキャットにトドメをさした。

地面に落下する直前に、ハーピィキャットは爆発四散したのであった。





つづく



次回、ついにレディデストロイの正体が明らかに!?

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