第33話:レイニャとの休暇。動物カフェでの癒しのひと時♪
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ホノハマシティーでの戦いから数日経ち、
ヒロシ、パズー、マミ、さらにレイニャの4人は、
エルから休暇をいただいていた。
そこで、レイニャの提案により、ヒロシ達は
サクニタウンにある開店してまもない動物カフェ・
モンゲへと向かっていた。
そこでは犬や猫、キツネにウサギといった動物達と
ふれあい、美味しい料理も堪能できるという癒しのカフェである。
どうやらレイニャは、そのカフェに前から行きたかったようであり、動物好きなマミもその提案に大賛成であった。
〈サクニタウン〉
マミ「ここよね?」
レイニャ「はい!思ったより簡単に着きましたね!」
サクニタウンのモンゲの前に到着したヒロシ達。
動物とふれあえることにワクワクが止まらないマミと
レイニャ。だがパズーだけは不安な顔をしていた。
パズー「レディデストロイも動き出したっていうのに、呑気に休んでて大丈夫なのかなぁ?」
ヒロシ「ま、たまにはしっかり休んで、パワーチャージすることも大切だぜ!じゃないといざって時に戦いずらくなるからな!」
パズー「確かにそうだな!よーし!動物達に囲まれながら、思いっきり休暇を楽しむぞー!」
ヒロシのアドバイスにより、パズーも休暇する現状を受け入れるのであった。
〈動物カフェ・モンゲ〉
定員A「いらっしゃいませ〜!」
定員B「モンゲへようこそ!」
ヒロシ達が店の中に入ると、女性の定員2人が元気良くお出迎え、店内には可愛らしい動物達がいっぱいおり、
ヒロシ達を一気に虜にした。
マミ「みんな可愛い〜❤️」
レイニャ「来てみて正解でしたね❤️」
先ほど定員に案内され、席に座るヒロシ達。
ヒロシは犬、パズーはウサギ、マミはキツネとたわむれ、癒されていた。
ヒロシ「お〜、よしよし!」
パズー「モコモコで触り心地最高だな〜。」
マミ「最近はルシファーやハロルドをなでてたから、キツネをなでるの久しぶり〜❤️」
レイニャ「うふふ♪くすぐったいですよ〜♪」
一方、レイニャは複数の猫達とたわむれていた。
彼女のひざで丸くなっている猫はもちろん、
肩や足に引っ付き、さらに頭に乗っかっている猫もいる。それでも彼女は天使のような微笑みを浮かべ、
体じゅうにくっついている猫達を受け入れていた。
ヒロシ「猫に人気だなぁ、レイニャ。」
パズー「猫人族だから猫に好かれやすいのかなぁ?」
猫達に好かれているレイニャを見て、少し驚くヒロシとパズー。
するとレイニャは、少し寂しそうな顔になり、
こうつぶやいた。
レイニャ「できればお姉様もお誘いしたかったですね…。」
マミ「確かレイニャのお姉さんのマルカル王女は、帝国との戦いの最中に行方不明になったんだっけ?」
レイニャの姉・マルカルは、キャティー共和国第一王女にして、共和国騎士団の頼れる女団長でもある。
闇魔法の使い手でありながら、国民から慕われ、
戦闘力の低いレイニャの良き理解者でもあったのだ。
レイニャ自身もマルカルのことが大好きであり、
今いるカフェの楽しさを姉妹も分かち合いと思っていた。
レイニャ「でもお姉様はきっと生きていると信じてます!今ごろどこかで帝国に立ち向かっているはずです!」
ヒロシ「そうそう!信じることが大切だ!それに帝国と戦っているうちに再開できるかもしれないからな!」
レイニャ「確かに!その時が楽しみです!」
姉のマルカルが生きているという希望を改めていだき、
再び笑顔を取り戻したレイニャは、猫達を可愛がった。
すると外から人々の悲鳴が鳴り響き、
ヒロシ達は慌ててカフェから出た。
なんとサクニタウンにホーストルパー達とレディデストロイ、さらにシバザ王女が出現したのであった。
つづく
モンゲの定員のイメージ声優紹介
定員A:小桜エツコさん
定員B:遠藤綾さん




