第29話:6本目の属聖剣!?その名はダークネスミレディ!①
感想や評価、ブックマークも大歓迎です!
飛行船ブラッドドラゴン及び、人造モンスター軍団との激戦から1週間以上の月日が経ったある日、
サイマジワールドでもっとも人気の高いリゾート地・
ホノハマシティーに白熊のような姿をした人造モンスターが出現したという通報を受け、
ヒロシ、ブッチ、パズーの3人はジェットバイクを運転し、直ちに現場へと急行した。
〈ホノハマシティー〉
ホノハマシティーへと到着したヒロシ達。
だが彼らが見たのは、海や建物が凍りつき、リゾート地から極寒の地へと変わり果てたホノハマシティーであった。
ヒロシ「なんじゃこりゃ!?まるで北極や南極じゃねぇか!」
ブッチ「しかもさみぃ〜…!」
パズー「こんなことなら上着着れば良かったなぁ。」
???「待っていたぞ、ブレイブリーグ!」
そこへ現れたのは、通報で言っていた白熊のような人造モンスターとホーストルーパー数人であった。
コマンドポーラー「オレの名はコマンドポーラー!オレが吐いた冷凍光線でこの街を凍らせたのだ!貴様らブレイブリーグをこの街もろとも氷漬けにしてやるぜ!」
ブッチ「オレらともかく、この街はすでに氷漬けになってるけどな。」
コマンドポーラー「うるせぇ!細かいことはいいんだよ!ホーストルーパー共、やっちまえ!」
ホーストルーパー達「ヒーン!」
ヒロシ「みんな行くぞ!現れよ、炎の属聖剣・フレイムアトス!!」
ブッチ「現れよ、土の属聖剣・グランドポルトス!!」
パズー「現れよ、水の属聖剣・スプラッシュアラミス!!」
ヒロシ達はエレメントブレスレットからそれぞれの属聖剣を召喚、装備し、コマンドポーラー達に立ち向かって行った。だがコマンドポーラーの冷凍光線により、
海や建物だけでなく、地面まで凍っており、
ヒロシ達は滑ってしまい、まともに戦うことができなか。対するコマンドポーラーは氷の地面での戦いに元から慣れており、ホーストルーパー達は両足に
雪用のシューズを履いているため、凍った道でも平気で戦うことができるのだ。
〈ラウズキャッスル〉
一方、ラウズキャッスルでは、ホノハマシティーでの戦いをシバザ王女やガブ将軍、プロフェッサーマエルは
モニター越しに見ていた。
シバザ「いいぞいいぞ〜!そのままブレイブリーグのガキんちょ共をカチンコチンにしちゃえ〜!」
ブレイブリーグを手こずらせているコマンドポーラーの勇姿に、シバザ王女は大はしゃぎしていた。
ガブ「ついこの間までゴルザやイーヴィルピクシーがやられ、イライラしていたというのに、まったく王女は気まぐれなものだ。」
マエル「ま、元気はことは良いじゃないか。」
シバザ「あら?そういえばレディデストロイは?」
喜びテンションが上がっているシバザであったが、
その最中、レディデストロイがいないことに気づくのであった。
〈ホノハマシティー〉
氷の街と化したホノハマシティーを舞台に続く
ブレイブリーグとコマンドポーラー軍団の死闘。
そんは戦いを、仮面の女騎士が離れた場所から眺めていた。
レディデストロイ「……。」
つづく
ホノハマシティーは、横浜とハワイのホノルルをモチーフにした街です。




