第28話:空色の激戦!マキシマムアルタイル号発進!④
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新兵器・マキシマムアルタイル号を使いこなし、
ラウズ帝国の飛行船・ブラッドドラゴンを沈めることに成功したアレックス。
だが勝利を喜ぶのも束の間、イーヴィルピクシー率いる
再生人造モンスター軍団達がヒロシ達ブレイブリーグに
襲いかかる。
ヒロシ達5人もそれぞれの属聖剣を召喚、装備し、
再生人造モンスター軍団に応戦した。
ブラストウルフ「覚悟しろ、ブレイブリーグ!」
ヒロシ「もう一度退治してやるぜ!」
まずはヒロシとブラストウルフのバトル。
ヒロシはフレイムアトス(一刀流モード)を使い、
走りながらブラストウルフの指から発射された無数のビームを弾き返し、その後フレイムアトスによる乱撃で
ブラストウルフを追い詰めた。
ヒロシ「くらいやがれ!ファイヤーボールのジャンボだぜ!!」
ブラストウルフ「ぐわ〜〜〜〜〜!!」
ヒロシはジャンプし、右手から特大のファイヤーボールをブラストウルフに投げつけ、トドメをさした。
次はブッチとメガゴーレムゴブリンのバトル。
ブッチ「ハイメガグランドインパクト〜〜〜〜〜!!」
ブッチは刀身に土のエネルギーをまとわせ、デカく斬れ味を増したグランドポルトスによる斬撃で
メガゴーレムゴブリンの金棒を真っ二つにした。
ブッチ「からの連続斬りだ〜〜〜〜〜!!」
さらにハイメガグランドインパクトを発動した状態の
グランドポルトスで何度も斬りつけ、メガゴーレムゴブリンをノックアウトさせたブッチ。
次はパズーとメタルジャガーのバトル。
パズー「はぁ〜〜〜〜〜!!」
パズーは刀身に水のオーラをまとわせたスプラッシュアラミスによる連続斬りで、ヤリを華麗に使いこなすメタルジャガーに対抗した。
火花散る攻防の末、パズーの水の斬撃が見事に炸裂し、
メタルジャガーに大ダメージを与えた。
一方、カニフォートレスに立ち向かっているマミとアレックスは。
マミ、アレックス「ダブルショット!!」
カニフォートレス「バブ〜〜〜〜〜!!」
マミはストームダルタニアン(アローモード)から風のエネルギー波、アレックスはサンダーロシュフォール(ライフルモード)から電撃ビームを同時に発射し、
カニフォートレスの固い装甲を貫通した。
ヒロシ「ツインバーニングダイナミック!!」
スナイプガーゴイル「ぎゃあ〜〜〜〜〜!!」
そして二刀流モードのフレイムアトスによる
ヒロシ必殺の爆熱バツ字斬りが、スナイプガーゴイルを撃破した。
再生人造モンスター達が次々と倒され、
イーヴィルピクシーはブラッドドラゴンを失った時のように怒っていた。
イーヴィルピクシー「おのれこしゃくな〜!」
アレックス「お前の相手はオレがしてやる!」
ついにアレックスは、エルフガンナーズの仲間達や愛機・コバルトヘラクレスの仇であるイーヴィルピクシーに立ち向かおうとしていた。
すると…
ネズバイオレンス「テメー!あの時はよくもやっ」
そこへかつてアレックスに瞬殺されたネズバイオレンスが怒り狂いながら現れ、手に持っているナイフで彼に襲いかかろうとしていた。
ネズバイオレンス「ぎゃす〜〜〜〜〜!!」
ところがあまり気にしていなかったアレックスは、
サンダーロシュフォールから電撃ビームをネズバイオレンスの方を見ずに発射した。
ネズバイオレンスはアレックスと本格的に戦えないまま、再びあっさりと倒されたのであった。
邪魔者はいなくなり、アレックスとイーヴィルピクシー、宿命の一騎打ちが開始された。
アレックスはサンダーロシュフォール(ソードモード)とエルフニックサーベルに二刀流を華麗に披露し、
三つ又のヤリを使うイーヴィルピクシーと互角の戦いを繰り広げた。
その最中、一瞬の隙を付き、アレックスの二刀流の斬撃がイーヴィルピクシーに炸裂した。
決まった後、アレックスはサンダーロシュフォールを
地面に突き立て、両手でエルフニックサーベルを握り、
円の字を描くように回し、刀身に雷のエネルギーをまとわせた。
アレックス「エルフニックサーベル・電流満月斬り!!」
イーヴィルピクシー「うわ〜〜〜〜〜!!」
アレックスによるこんしんの電撃斬りが炸裂し、
イーヴィルピクシーに大ダメージを与えた。
イーヴィルピクシーがフラフラになっている隙に、
アレックスはエルフニックサーベルを腰のさやに戻し、突き立てたサンダーロシュフォールを再び装備した。
そこへ、ヒロシ達4人が駆けつけた。
ヒロシ「最後はみんなで決めようぜ!」
アレックス「あぁ!」
ヒロシ「フレイム!」
ブッチ「グランド!」
パズー「スプラッシュ!」
マミ「ストーム!」
アレックス「サンダー!」
ヒロシ達「属聖剣・ファイブフィニッシュスライサー!!」
イーヴィルピクシー「ぎゃ〜〜〜〜〜!!」
ヒロシ達5人は、それぞれの属聖剣の刀身から、
炎、土、水、風、雷の斬撃弾を一斉に飛ばし、
イーヴィルピクシーにトドメをさした。
イーヴィルピクシー「この僕がやられるなんて…!残念…!」
イーヴィルピクシーは爆発四散した。
ハロルド「やったっポ!」
ヒロシ「やったな、アレックス!」
アレックス「あぁ!みんな、ありがとう!」
アレックスの心の声「エルフガンナーズのみんな、そしてコバルトヘラクレス…仇は取ったぞ…!」
アレックスは青空に向かって心の中で強く呟いた後、
フルートを吹き、勝利のメロディを奏でるのであった。
〈ラウズキャッスル〉
一方、ラウズキャッスルでは、
シバザ王女やガブ将軍達がモニター越しで、
人造モンスター軍団がブレイブリーグに倒されたところを見ていた。
シバザ「ゴルザはやられるし、ブラッドドラゴンは壊れちゃうし!も〜〜〜!!最悪〜!!」
特にシバザ王女は、ことごとく帝国の刺客がブレイブリーグに敗れることに怒り狂っていた。
ガブ「まさか帝国最強の飛行船まで沈められるとはな。」
マエル「ますます厄介になってきたねぇ、あちらも。」
レディデストロイ「ならば次は私が参りましょう。」
シバザ「頼むわよレディデストロイ!アンタの暗黒パワーでブレイブリーグなんかボコンボコンのドブネズミにしちゃいなさい!」
そこへ、レディデストロイがブレイブリーグへの挑戦を宣言してきた。さっきまで怒り狂っていたシバザ王女も、怒りが期待の喜びへと変わっていった。
レディデストロイ「お任せください。すべてはシバザ王女のために…!」
果たしてレディデストロイの実力は如何に?
つづく
次回から第2章に突入します!




