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異世界熱血無双グレートパラディン【連載版】  作者: そうくん
第1章:進撃のラウズ帝国!ブレイブリーグ出動せよ!
3/88

第1話:真っ赤な聖火!無敵フレイムアトス!①

感想や評価、ブックマークも大歓迎です!

生徒をかばい、交通事故で死んでしまったヒロシ。

すると暗闇の中、ヒロシは白く輝く1つの光に導かれるように目を覚ました。


ヒロシ「あれ?オレは死んだはずじゃ…?」


起き上がったヒロシが周りを見渡すと、

たくさんの木々と、目の前には大きな湖がある。

どうやら森の中にいるらしい。

ヒロシは寝ぼけた顔を洗うため、湖に近づいた。

そして水の中を見てみると、そこにはヒロシの顔ではなく、小学5年生、あるいは6年生くらいの少年の顔が映し出されていた。


ヒロシ「えっ!?どうなってるだ!?オレ子供になっちまったのか!?」



今の自分の顔に驚くヒロシ。

しかしヒロシはこう思った。

死んだはずなのに目を覚ますと見知らぬ森の中。

さらに水の鏡には本来の顔ではなく見知らぬ少年の

顔が映るということ。

そのことをふまえ、ある確信をした。


ヒロシ「もしやここは異世界…!そしてオレは今話題の異世界転生をしちまったのか…!?うひょ〜〜〜!!スゲ〜〜〜〜!!」


憧れの異世界転生を果たしたヒロシによる

喜びの雄叫びが森中に響き渡った。

だが喜びの一方で、少し不満もあった。

もしあの事故で運良く生き延び、異世界にこなければ、

今頃無事であったことを生徒達や喜びを感動を分かち合っていたことを。

そして異世界転生を果たしてしまった以上、

大好きな生徒達とは二度と会えなくなるかもしれないことを。


ヒロシ「アイツら、オレがいなくても元気にやってるといいなぁ。」



そんなヒロシの心配をよそに、離れた場所から衝撃音が鳴り響いた。気になったヒロシは、さっそく音が鳴り響いた場所へと走り出した。




〈アキブクシティー〉


走り出して数分後、森を抜け、アキブクシティーという街にたどり着いたヒロシ。

なんとそこでは、毛並みが黄金に輝き、二足歩行で歩いているオオカミが、馬の顔のマスクを被った複数の兵士達を率いて、街で破壊活動を行い、人々を襲っていた。


オオカミ男「泣け!苦しめ!絶望しろ〜!!この世界はもうじきラウズ帝国の物になるのだ〜!!」


馬マスクの兵士達「ヒ〜ン!」


そんな光景を離れた場所から見ていたヒロシ。


ヒロシ「なんか特撮番組っぽい異世界だなぁ。って感心してる場合じゃなかった!とにかくアイツら止めなきゃ!」



ヒロシがラウズ帝国のオオカミ男達に挑もうとしたその時、別のところから帝国に立ち向かうとする者の声が

聞こえてきた。


???「やめろ〜!!」


ヒロシ「なんだ!?」


オオカミ男「この声はまさか!」


帝国の前に立ち塞がったのは、

大柄な体に犬の耳と尻尾が生えた茶髪の少年と

転生したヒロシと同い年くらいの金髪の少年であった。


金髪の少年「そこまでだ、ラウズ帝国!」


犬耳の少年「オレらブレイブリーグがテメーらをぶっ潰してやるぜ!」


ブレイブリーグと名乗る2人の少年が

ラウズ帝国に挑もうとしていた。





つづく





次回は犬耳少年と金髪の少年の活躍がメインとなります!

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― 新着の感想 ―
[良い点] 主人公が嬉しい喜びもあればもう会えないと言う悲しみに触れることら良かった次回が気になる [気になる点] 特になし [一言] これから応援するは
[良い点] 疾走感があって面白いですね。
[良い点] 3/68 ・主人公の動機、まさか【熱血】の2文字で動くとは。さすが
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