表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界熱血無双グレートパラディン【連載版】  作者: そうくん
第1章:進撃のラウズ帝国!ブレイブリーグ出動せよ!
27/88

第23話:5色の希望!残忍ゴルザ将軍を倒せ!③

感想や評価、ブックマークも大歓迎です!

エルからの緊急の司令を受け、アレックスを後にした

ヒロシとパズーは、6大将軍の1人・ゴルザ将軍の待つアキブクシティーに帰還した。

だが到着した彼らが目撃したのは、

ゴルザ将軍の攻撃でボロボロになり、

十字架じゅうじかに貼り付けらたブッチとマミの

2人であった。


ヒロシ「マミ!」


パズー「イヌゴリラ!」


だが幸い2人はまだ生きていた。


ブッチ「へへ…。やっと来やがったか…。」


マミ「2人共…気をつけて…。」


そこへ、ゴルザ将軍がヒロシ達の前に立ち塞がった。



ゴルザ「お前らがいない間にそいつらで遊んでやったぜ。」


ヒロシ「お前!よくもイヌゴリラ達を!」


ブッチ達をひどい目に合わせたゴルザ将軍に対し、

ヒロシは怒りの燃やしていた。

一方のゴルザ将軍は余裕の表情でこう言った?


ゴルザ「残り2人も揃ったことだし、テメーらにも味合わせてやるよ!ラウズ帝国が誇るさらなる進化をなぁ!」


パズー「進化?」


ゴルザ「オレ達6大将軍のほとんどは、人造モンスターのワンランク上の存在、モンスターノイドへの変身が可能になる。しかも変身すればパワーもさらに増すことができんるんだぜ。」


ヒロシ「へ、変身だと!?」


パズー「しかもパワーアップ!?」


なんとゴルザ将軍がモンスターに変身できることを知り、驚愕きょうがくするヒロシとパズー。


ゴルザ「地獄に行ってもその目と体に焼き付けるがいい!オレ様のさらなる姿を!!オレ様の本当のパワーを!!強貌きょうぼう!!」



禍々しく、力強い叫び声と雄叫びと共に、ゴルザ将軍の体を変化していき、人間の姿から真っ赤な体に黄金のツノを持つモンスターノイド・ヒートユニコーンへと変貌した。


ブッチ「ヒロシ、パズー…!オレ達はゴルザ将軍のその姿にやられちまったんだ…!」


十字架に貼り付けられているブッチは、先の戦いで

ヒートユニコーンにやられたことをヒロシ達に伝えた。


ヒロシ「そうだったのか…!」


パズー「すごいパワーも感じる…!」


すさまじいパワーを体全体から溢れ出している

ヒートユニコーンを前に、パズーは少し怯んでいた。

そのとき、ヒロシはそんなパズーにある質問をした。


ヒロシ「怖いか?ついにあのゴルザ将軍と戦うことになって。」


パズー「怖くないって言ったらウソになる…。でも大切な仲間を傷つけたヤツが目の前にいるんだ!やれるところまでやってやる!」


ヒロシ「その域だ!」


ヒロシの質問により、パズーは改めて勇気を振り絞り、

傷ついたブッチ達のために立ち向かおうと決意するのであった。



ヒロシ「現れよ、炎の属聖剣・フレイムアトス!!」


パズー「現れよ、水の属聖剣・スプラッシュアラミス!!」


ヒロシ達はエレメントブレスレットからそれぞれの属聖剣を召喚、装備し、ヒートユニコーンに立ち向かった。

だがヒートユニコーンは、人造モンスターを遥かに凌駕りょうがするほどの怪力と強力な炎魔法を駆使し、

ヒロシ達2人を圧倒した。


ヒートユニコーン「どうしたどうしたー!?オレの使えん部下どもを倒したときはその程度じゃなかっただろ!?」


ヒロシ「そうやって調子に乗れるのも今のうちだぜ!ツインバーニングダイナミック!!」


ヒロシはフレイムアトス(二刀流モード)による炎の×字斬りをヒートユニコーン目掛けて炸裂した。

だが対するヒートユニコーンも両腕を×字にクロスさせ、ヒロシの必殺斬りを防いだ。そして力いっぱい両腕を開いたのと同時に、突風が発生し、ヒロシは吹っ飛ばされた。



パズー「これならどうだ!一撃爽快いちげきそうかい!アルティメットアクアスライサー!!」


次に、パズーは逆手に持ったスプラッシュアラミスの刀身から水の必殺斬撃弾を発射した。


ヒートユニコーン「甘いぜ!一角極炎波いっかくごくえんは!!」


ヒートユニコーンは黄金に輝く長いツノから炎の破壊光線を発射した。その破壊力により。スプラッシュアラミスの斬撃弾は真っ二つにされた。


パズー「ウソでしょ!?」


ヒロシ、パズー「うわ〜〜〜〜〜!!」


さらにヒートユニコーンの火炎破壊光線をくらい、

ヒロシ達2人は吹き飛ばされ、大ダメージをくらってしまった。その破壊力に、さすがの2人も虫の息にまで陥ってしまった。


ヒートユニコーン「けっ!つまらんな!この2人も十字架に貼り付けとけ!4人全員この街で公開処刑にする!」


ホーストルーパー達「ヒーン!」


ヒートユニコーンは、数人のホーストルーパーに、

ヒロシとパズーも十字架に貼り付けるよう命令した。

ヒートユニコーンは、ブレイブリーグのメンバー全員をアキブクシティーの人々の前で公開処刑にし、

人々により強い絶望を植え付けようとしているのだ。




そして数分後、ヒロシ達4人が貼り付けられている十字架を設置し終え、ラウズ帝国はいつでも公開処刑できる状態であった。


ヒートユニコーン「最後に言いたいことはあるか?英雄さん達よぉ?」


ブッチ「くそが!こんなことならハンバーガーもう2、3個食っときゃ良かったぜ!」


マミ「私はもっとルシファーをなでたかった〜!」


パズー「みんな、希望を捨てちゃダメだ!」


ヒロシ「パズーの言う通りだ!オレ達にはまだ、頼もしい仲間がいるだろ!?」


ヒートユニコーン「くだらん希望を抱いてられるのもそこまでだ!ホーストルーパー共、一斉射撃用意!!」


ホーストルーパー達「ヒーン!」


ホーストルーパー達が構えているマシンガンの銃口が

ヒロシ達4人に向いた。

果たして、このピンチを打開できるのであろうか?





つづく




次回、ゴルザ将軍ことヒートユニコーンとの決着です!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ