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異世界熱血無双グレートパラディン【連載版】  作者: そうくん
第1章:進撃のラウズ帝国!ブレイブリーグ出動せよ!
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第20話:緑の雷撃!エルフの超戦士参上!④

感想や評価、ブックマークも大歓迎です!

強敵カニフォートレスのパワーと防御力に前に、

絶体絶命のピンチに陥ってしまったヒロシ達。

だがそこへ、アレックスと名乗るエルフの青年が現れた。


アレックス「オレの名はアレックス…。レジスタンス・エルフガンナーズの生き残りにして元隊長だ…!」


パズー「そうだ思い出した!あの人は幾度いくどもも帝国を手こずらせた一流レジスタンス・エルフガンナーズの隊長・アレックスだ!」


アレックスの自己紹介により、彼が何者なのか思い出すパズー。そこへマミも続けてこう言った。


マミ「でもエルフガンナーズは2ヶ月前に全滅したはずじゃあ!?」


アレックス「確かにエルフガンナーズは全滅した。オレが運良く生き延びたがな…。」


カニフォートレス「バブバブ!まさかあのレジスタンスに生き残りがいたとはなぁ!ならば仲間がいるあの世へ送ってやろう!ホーストルーパー共、かかれ〜!」


ホーストルーパー達「ヒ〜ン!」



アレックス目掛け一斉に襲いかかるホーストルーパー達。だがアレックスはチョップやキックを華麗に炸裂し、ホーストルーパー達を圧倒した。


アレックス「エレメンタルガトリング・サンダーシューティング!!」


アレックスは右手に装備した手持ち式の小型ガトリングガン・エレメンタルガトリングから緑色に輝く雷のエネルギー弾を連射し、ホーストルーパーを次々と撃破していった。

エレメンタルガトリングとは、魔法武器の1つであり、自分の魔力を銃に込めることで、その持ち主の属性を宿したエネルギー弾を連射できるのだ。



エルフガンナーズの隊長だったアレックスにとって、

ホーストルーパー数人などまったく相手にならず、

残る敵はカニフォートレスのみとなった。


カニフォートレス「中々やるではないか!だが所詮オレの相手ではない!」


アレックス「ならばオレの切り札を見せてやろ。」


そう言ったアレックスが右腕の長袖をめくった。

その右腕にはなんと緑色のクリスタルが埋め込まれた

雷のエレメントブレスレットが装着されていた。


ヒロシ「あれはまさか!」


パズー「雷のエレメントブレスレット!?」


アレックス「現れよ、雷の属聖剣・サンダーロシュフォール!!」


雷のエレメントブレスレットのクリスタル部分から

緑色の粒子が放出され、雷の属聖剣・サンダーロシュフォールとなり、アレックスに装備された。


カニフォートレス「まさか貴様も属聖剣使いだったとは…。どうりでネズバイオレンス達を瞬殺できたわけだ。だがこのオレはそう簡単にはいかんぞ〜!」



サンダーロシュフォールを装備したアレックスと

カニフォートレスによる一騎打ちが開始された。

アレックスのサンダーロシュフォールによる雷の斬撃をどんどん炸裂してらいった。

その威力にはさすがのカニフォートレスもついに圧倒されていった。


ブッチ「あのエルフやるなぁ!カニヤローと互角に戦ってやがるぜ!」


ヒロシ「いや、アレックスの方がじゃっかん有利だ!」



アレックス「トイヤっ!!」


カニフォートレス「バブっ!?」


激しい攻防の最中、サンダーロシュフォールによる電撃斬りが、カニフォートレスの右腕のハサミを切断した。


カニフォートレス「このオレのハサミをちょん切るとは…!だがまだ左のハサミが残ってるぞ!」


カニフォートレスは残っている左腕のハサミから

水流エネルギー波をアレックス目掛けて発射した。



アレックス「ライフルモード!!」


だがアレックスはサンダーロシュフォールを折り曲げ、

ソードモードから射撃のライフルモードに変形させ、

銃口から緑に輝く電撃ビーム砲を発射した。

そのすさまじい破壊力は水流エネルギー波を一気に押し返し、さらにカニフォートレスの左腕すらも破壊した。


カニフォートレス「ば、バブブブ〜!?」


パズー「なんて破壊力だ!」



アレックス「さて、そろそろ決めるか…!」


両腕のハサミを失ったカニフォートレスに対し、

トドメをさそうとするアレックス。

その時、アレックスの背中には緑に輝く電流の翼が生えてきたのだ。


ヒロシ「翼が生えた!」


禍々しくも神々しい電流の翼をキラキラと光らせ、

アレックスは天空へと浮き始めた。


ブッチ「浮いた!」


アレックス「エレクトロワールドエンド!!」


パズー「撃った!」


空からサンダーロシュフォールの電撃ビーム砲を発射するアレックス。すると発射された1本のビームが

なんと無数に増え、拡散した。


マミ「増えた!」



カニフォートレス「ぎょえ〜〜〜〜〜!!」


空から降り注いだ電撃ビームの雨が一斉にカニフォートレスに炸裂し、トドメをさした。


カニフォートレス「ば…バブ…ば…。」


電撃ビームの雨をもろにくらったカニフォートレスは黒コゲになり、ゆっくりと地面に倒れ、爆発四散した。




背中から電流の翼が消え、アレックスはストンと地面に着地した。


アレックス「こちらアレックス。任務完了、撤収するぞ。」


戦いが終わり、スマホで何者かと通話するアレックス。

アレックスの勝利に喜びながらヒロシ達は

彼に駆け寄った、


ヒロシ「お前すごいなぁ!まさか雷の属聖剣を使えるなんてよぉ!良かったら仲間になんねぇか!?一緒にラウズ帝国と戦おうぜ!」


アレックスの強さに感激し、彼をブレイブリーグに引き入れようとするヒロシ。だがアレックスは真剣な顔を保ちつつ、こう言った。


アレックス「気持ちはありがたいが、君達と馴れ合うつもりはない。オレはオレなりに帝国と戦うつもりだ。」


ブレイブリーグへの加入を断るアレックス。



するとそこへ、青いボディーの戦闘飛行船・コバルトヘラクレスが空から現れ、地面に降り立った。

どうやらアレックスの飛行船のようだ。


ハロルド「おーい、アレックス〜!お疲れ様っポ!」


コバルトヘラクレスからアレックスの相棒であるはとのハロルドが飛んできて、アレックスの右腕に止まった。


アレックス「帝国の真の恐ろしさを知らないうちに、ブレイブリーグなんて解散するんだな。」


ヒロシ「待ってくれ!」


アレックスはそう言い残し、コバルトヘラクレスに乗り込み、ヒロシ達の前から去って行った。

果たしてヒロシ達は、同じく属聖剣に選ばれたアレックスと分かり合うことができるのであろうか?





つづく




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― 新着の感想 ―
[良い点] アレックスさん強すぎ(笑) ルシファーちゃんを撫でたい人生だった
[良い点] 17話~20話読ませていただきました! ヒロシ達ですら苦戦したカニフォートレスを アレックスが余裕で倒すところがすごかったです! ガンダムビルドダイバーズリライズのヒロト、 妖怪学園Yの九…
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