第19話:緑の雷撃!エルフの超戦士参上!③
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前回の後半部分に修正を加えました。
〈サワメタウン〉
カニフォートレス「バブバブバブ〜!」
ホーストルーパー「ヒ〜ン!」
スイーツの町として人気の高いサワメタウンを襲う
人造モンスター・カニフォートレス率いる
ホーストルーパーの大群。
カニフォートレスは口から吐き出した溶解泡で建物を溶かし、ホーストルーパー達はマシンガンを乱射していた。
そこへ、ヒロシ、ブッチ、パズー、マミの4人が
ジェットバイクに乗って駆けつけた。
ヒロシ「ラウズ帝国!これ以上お前らの好きにはさせねぇぜ!」
カニフォートレス「現れたなブレイブリーグ!オレの名はカニフォートレス!貴様らを倒してやるバブバブ〜!」
ブッチ「お前、バブバブ言ってるけど、まさか赤ちゃんか?」
カニフォートレス「赤ちゃんじゃねぇし!」
マミ「よし!ミルクを飲ませましょ!」
カニフォートレス「いらねぇし!」
カニフォートレスの「バブバブ」という口癖により
彼を赤ちゃんではないかと勘違いするブッチとマミ。
それをツッコむカニフォートレス。
ヒロシ「とにかく行くか!現れよ、炎の属聖剣・フレイムアトス!!」
ブッチ「現れよ、土の属聖剣・グランドポルトス!!」
パズー「現れよ、水の属聖剣・スプラッシュアラミス!!」
マミ「現れて、風の属聖剣・ストームダルタニアン!!」
ヒロシ達はそれぞれのエレメントブレスレットから
各属聖剣を召喚し装備した直後、カニフォートレスの軍団に立ち向かっていった。
ヒロシ「行くぜ〜!!」
ヒロシはフレイムアトスをまずは一刀流モード、次に二刀流モードに変えながら戦い、ホーストルーパー3人を
あっさりと倒した。
ヒロシ「ファイヤーキック!!」
さらにヒロシは空高くジャンプし、炎をまとった右足による灼熱キックをホーストルーパー達目掛けて炸裂した。一方のブッチ、パズー、マミの3人もそれぞれの
属聖剣を使いこなし、ホーストルーパー達を圧倒した。
カニフォートレス「バブバブ〜!お前達は下がっていろ!ヤツらはオレが仕留める!」
ホーストルーパー達との戦いの最中、
カニフォートレスが乱入し、命令により生き残っているホーストルーパー達は下がり始めた。
ブッチ「望むところだ!バラバラにして食ってやるぜ、カニヤロー!」
パズー「多分まずそうだと思う…。」
グランドポルトス片手にカニフォートレスへ勇猛果敢に挑むブッチ。だがカニフォートレスの赤く輝く装甲はかなり固く、グランドポルトスのダメージすら無力化した。
カニフォートレス「オレの高出力水流エネルギー波を受けてみろ!!」
ブッチ「どわ〜〜〜〜〜!!」
カニフォートレスは両腕のハサミから水のエネルギー波を同時に発射し、ブッチを吹き飛ばした。
ヒロシ「今度はオレが相手だ!ツインバーニングダイナミック!!」
カニフォートレス「ぬるいわ!」
ヒロシは二刀流モードのフレイムアトスから炎の×字斬りを炸裂するもカニフォートレスには通用しなかった。
ヒロシ「くそっ!なんて固いんだ!」
パズー「マミ、連携攻撃だ!」
マミ「OK!超速乱舞!!」
マミは50倍に跳ね上がったスピードを活かした
ストームダルタニアンによる連続斬りを炸裂した。
パズー「一撃爽快!アルティメットアクアスライサー!!」
さらに追い討ちで、パズーは逆手に持ち替えたスプラッシュアラミスの刀身からこんしんの水刃をカニフォートレス目掛けて発射した。
だかカニフォートレスはなんとか耐え、両腕のハサミで
水刃を弾いた。弾かれた水刃はガラスのようパリンっと我れ、それから水の雫と化して地面にポタポタと溢れていった。
カニフォートレス「今の少し効いたぞ…!」
マミ「そんな!?」
パズー「超速乱舞とアルティメットアクアスライサーの連続攻撃をくらったのに!?」
カニフォートレス「だがまだ甘い!!」
ヒロシ、パズー、マミ「うわ〜〜〜〜〜!!」
カニフォートレスはヒロシ達目掛けて、ロケットのごとく勢いよく飛び出し、こんしんの頭突きで3人まとめて
吹き飛ばした。
攻撃も防御も完璧なカニフォートレスに追い詰められてしまったヒロシ達。
カニフォートレス「どうした、ブレイブリーグ!?このまま戦わないのなら、オレの溶解泡でトドメをさしてやるぞ!」
カニフォートレスは、傷ついたヒロシ達目掛けて溶解泡を吐き出そうとしていた。
だがその時、美しいフルートの音色がサワメタウンに鳴り響き、それを吹いている青い髪のエルフの青年が
ヒロシ達やカニフォートレスの前に現れた。
パズー「あの人はニュースの…!」
カニフォートレス「なんだお前は!?」
アレックス「オレの名はアレックス…。レジスタンス・エルフガンナーズの生き残りにして元隊長だ…!」
つづく
次回はアレックスが本格的に活躍します!




