第9話:青い荒波!未来を切り拓く水刃!①
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〈ラウズキャッスル〉
シバザ「くやしい〜!くやしい〜!マックスくやしい〜!!」
ホーストルパー達「ヒ〜ン!!」
ゴルザ将軍「イテテテ!リーゼントひっぱんないでくだせぇよ!」
メガゴーレムゴブリンとメタルジャガーがブレイブリーグに倒されたことに、シバザはカンカンに怒り、
くやしさのあまり、近くにいたホーストルパー達を蹴り飛ばし、さらにはゴルザ将軍のリーゼントをひっぱり
八つ当たりをしていた。
そこへプロフェッサー・マエルが、シバザをなだめるようにこう言った。
マエル「まあまあ、落ち着いてください王女。目障りなブレイブリーグを倒すための人造モンスターならまだおります。その中の1人をお呼びしましょう。スナイプガーゴイル、ここへ!」
スナイプガーゴイル「ゲッゲ〜!」
マエルが両手をパンパンと叩くと、そこへ不気味な高笑いと共に、悪魔のような禍々しい翼に、鳥のような鋭い口ばしが生えた人造モンスター・スナイプガーゴイルが現れた。
スナイプガーゴイル「お呼びですか、プロフェッサー!?」
マエル「スナイプガーゴイル。君にブレイブリーグ打倒を命じる。君の力を存分にふるうと良い。」
スナイプガーゴイル「お任せください!必ずやあの下等なレジスタンスを血祭りしてみせましょう!」
プロフェッサー・マエルに期待され、闘志を燃やす
スナイプガーゴイル。するとシバザは、そんなスナイプガーゴイルに対してこう言った。
シバザ「ホントにそんなアヒルみたいなヤツで大丈夫なの〜?」
スナイプガーゴイル「なぬ!?」
鳥に似た見た目なのか、スナイプガーゴイルをアヒル呼ばわりするシバザ。
ゴルザ将軍「いやいや、アヒルっていうよりカラスじゃないっスか?」
一方、シバザにリーゼントを引っ張られたままのゴルザ将軍は、スナイプガーゴイルをカラス呼ばわりした。
スナイプガーゴイル「オレをそこらの鳥と一緒にしないでくだせぇよ!」
シバザ王女とゴルザ将軍にディスられながらも、
スナイプガーゴイルは出撃した。
〈軽食喫茶アンヌ〉
一方、アキブクシティーの軽食喫茶アンヌでは、
ヒロシ、ブッチ、パズーがハンバーガーやドリンクを
いだたきながら談笑していた。
ヒロシ「昨日お前がすすめてくれたアニメ見たけど、すっげぇ面白かったぜ!」
パズー「でしょ〜!?」
レイニャ「ルシファーさん、モコモコの猫じゃらしですよ〜♪」
ルシファー 「ニャ〜❤️」
一方、休憩中のレイニャは、猫じゃらしを振り、
ルシファーを喜ばしていた。
エル「何ですって!?」
だが楽しいひと時もつかの間、スマホで電話をしているエルは驚きの声を上げた。どうやらラウズ帝国絡みの事件が起きた模様。
そこでヒロシ達3人はエルと共に地下のブレイブルームへと移動。エルは総司令としての魔女姿に早着替えし、
ヒロシ達に指令を出した。
ヒロシ「エルさん、今回はどんな人造モンスターが?」
エル「それが敵の姿は今のところ不明みたいなの。でも1つ言えるのは、どこからか闇の魔法のビームが次々と発射されて、シブアシティーが大混乱ってこと。」
パズー「シブアシティーだって!?」
事件の現場であるシブアシティーというワードに
驚くパズー。
ブッチ「いやいや驚きすぎじゃねぇ?」
パズー「実はそのシブアシティーに、オレの姉ちゃんが友達と遊びに行ってるんだよ!」
ブッチ「何〜〜〜〜〜!?」
その事実を知り、さっきのパズーと同等かそれ以上に驚くブッチ。
ヒロシ「よっしゃ!ならそのお姉さんとその友達、そしてシブアシティーのみんなもまとめて守ってやるぜ!」
エル「敵の正体はまだ不明よ!絶対油断しないでね!ブレイブリーグ、出動!」
ヒロシ、ブッチ、パズー「イエス、ウィッチ!」
ブレイブリーグ専用の敬礼ポーズを決め、
出動するヒロシ達。果たしてヒロシ達はどう立ち向かうのであろうか?
つづく




