表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
唯一スキルがSランクで理解不能な世界最強  作者: 狸 八郎
第1章 覚醒、ハーミッド救済
6/40

転移者の宿命、確定職業

「ここハーミッドは冒険者の街として、近隣の街と比較しても大きく栄えている。」


クレストが続けて説明する。


「かつてこの街から勇者・剣聖が出現してからというもの、街は大きく発展し、冒険者を志す者が増えたのが最たる要因だ。」


元々畑仕事が盛んだったハーミッドが、ここまで冒険者の街として栄えたのには、その二つの職業の出現だったという。


「この街には歳が15を迎える者に、適性の儀により女神様から能力を授けられる。」


授かる能力には

【身体強化】【剣技向上】等の強化能力。

【回復】【耐性付与】の補助能力。

そして【剣士】【賢者】等職業そのものが付与されることもある。


能力の最上級は職業である。

授かるだけで讃えられ、一生安泰な暮らしが出来る。


「別の世界から転移してきた者は、年齢問わず転移したその日より能力が与えられる。そしてその能力は、例外なく職業が付与されてきている。勇者・剣聖も転移者から出現したのだ。」



おぉ。


なるほど。



うおぉおおおおお!!!!


ここでようやく、自分の置かれた状況を理解する。


フリーター

→転移→異世界→職業付与→最強



なんということだ。

退屈な世界。何もない自分からの脱却。

俺は、この世界を救う英雄になり得るのか。


「続きを聞こうか。」


突如、調子に乗ってしまう。

知ってしまったからには、抑えられない。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ