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ロードオブ召喚獣  作者: 星村直樹
水晶洞
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地底怪獣アギラス4 最終局面

 ラヴィとノーマは、空中に浮かんで、硝石ネズミたちを水爆で、縦断爆撃して倒していく。その間ヒロ達は、地底怪獣アギラスの尻尾にある水晶を割ろうと狙う。この尻尾の水晶さえ割れれば、アギラスの弱点がむき出しになる。


「堅ったいな」

「多分、強度は、削れていると思う。それより、下手に壊したら、ロケット弾みたいな攻撃が来るんじゃない?」

 ピピッ〈尻尾攻撃が来た〉

「ジャストガード」

 ドガン

「あり得るな。足の装甲も後一つだ。ノーマ達を手伝うか」


 ピピッ〈ジャストガードで跳ね返したが、その勢いを使ってまた、尻尾攻撃が来た〉

「ジャストガード」


 ドガン、バリン


「割れたな」

「まずくない? ラヴィ、ノーマ気をつけて。新しい攻撃が来るかも」


「新しい攻撃って?」

「まだ、半分ぐらいしか倒していないよ」


 チュヂュー バフン


 残りの硝石ネズミはいっせいに屁を放って逃走した。


「ノーマ、ミストキュアだ」


「ミストキュア」

 霧を発生させて、硝石ネズミの毒ガスを吸収させ、その水をキュアで清めた。



 いやな予感がするが、最後の足の装甲が無防備になった。絶対それを壊せと誘われていると思うのだが、逃げた硝石ネズミが戻ってこない。


 そう考えているうちに、手持ち無沙汰になったラヴィとノーマが、アギラスの左前脚に突っ込んで行った。


「まって、弱点が露出したのよ。そこを狙うのよ」


 アリーシャの制止もむなしく。ラヴィが、プロテクトアタック。ノーマが蒼剣を抜刀して、装甲のヒビの部分を攻撃した。


 そして、大量の硝石ネズミがやって来た。

チュヂュヂュヂュヂュ、チュヂュヂュヂュヂュ、チュヂュヂュヂュヂュチュヂュヂュヂュヂュチュヂュヂュヂュヂュチュヂュヂュヂュヂュ。


 更に、倒し損ねた半数の硝石ネズミも

チュヂュヂュヂュヂュ、チュヂュヂュヂュヂュ。チュヂュヂュヂュヂュ、チュヂュヂュヂュヂュ。


 その中には、水晶を背中に背負った子アギラスが紛れていた。彼らは、アギラスと同じ、誘導弾を撃つ。そして、バリヤーで自分を守っている。


「やっかいよ。アギラスと同じ能力を持った子アギラスがいるわ」


 アリーシャの分析。それも、誘導弾を打つときでないと、バリヤーを解除しない。


「とにかく、硝石ネズミを先に倒そう」

 ヒロの判断で、ラヴィとノーマが、硝石ネズミに、水爆連弾を打ち出した。その間、ヒロが、地底怪獣アギラスの舌攻撃を牽制。なんだか、前より舌の長さが、伸びているように感じる。アリーシャは、キョウフウ(鏡風)で、ラヴィ達の支援。子アギラスの誘導弾をガードする。みんな、余裕がなくなった。



「やったわ」

「硝石ネズミを全部倒したよ」


 ノーマとラヴィが喜ぶ。ヒロとアリーシャは、更に嫌な予感がした。


 アギラスの背中が光り出した。硝石ネズミがいた時は、使わなかった全包囲攻撃だ。


「ラヴィ、ノーマ戻ってこい。防御態勢」


 慌てて二人が戻ってくる。ヒロの後ろに隠れた。


 ピピピピピッ

 ピピッ

 ピピッ


 三体の召喚獣全員が、警告音を鳴らす。ただ事ではない。


「ウォーターウオール」

「マファイ」

「抗風」


 一斉に、防御魔法を唱えだした。


 上空で、ものすごい爆発が起きる。アギラスがバリアバブルを膨らませる前に、ロケット弾を撃っていた。それに合わせて子アギラスも。とんでもない量のロケット弾が宙を舞う。


「アリーシャは、エアーシェルで二人を守ってくれ。ノーマは、ハイポーション用意。ラヴィは、ワホイの用意だ」


 ワホイは、広範囲系の癒しの技だが、対象者を特定してそこから術が広がる。効率は悪いが、ホイより強力。それも、エアーシェルの中からうてる。


「ディープベース」

 ヒロは、ライトセーバーを盾のような、ディープベースに変形させた。 


 これは、ひたすら、耐えるしかない。そして、その後来るバリアバブル攻撃をジャストガードしなくてはいけない。これが最善策になる。いよいよ終盤戦になったと実感した。



 三人が、ロケット弾を結構落としたのにそれでも物凄い量が来た。



 ドドドドドドドドドド、ドガン


 爆発によって前がにじむ。

「ワホイ」


 ラヴィのワホイが効いた。前を見ると、バリアバブルが目の前だ。


「ジャストガード」


 バリン  そして、強烈な衝撃波。 ドガン


 ノーマが、ヒロにハイポーションを使った。


 アリーシャたち3人は、衝撃波で、隅まで飛ばされるが無傷。

「マホイ」アリーシャが強力な癒しの波動を送る。

「ヒロ」

「ヒロ!」


「大丈夫だ。ホーメーションを変えるぞ。ラヴィとアリーシャで、子アギラスを倒してくれ。おれがノーマのガード。ノーマは、蒼剣で、尻尾の弱点を攻撃することだけを考えろ」

 剣士はガード職。


「いいの!」


「アギラスの舌が伸びているみたいなんだ。後ろまで届く。それに、子アギラスの攻撃だろ。オレは、ガードに徹するよ。ラヴィ、マファイ連弾を子アギラスの体内に叩き込んでやれ。みんな、いくぞ」


「分かった」

「任せて」

 アリーシャが、ラヴィについた。ラヴィがマファイを子アギラスの体内に打ち込む。マファイは、火炎弾の点攻撃、バリアを透過する。アリーシャがラヴィのガードについた。



 ノーマとヒロがアギラスに突っ込んだ。

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