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名もなき盾  作者: 安楽公の罠
第4章 勇者レオン編
16/19

魔王城潜入

【前回までのあらすじ】

アレンたちは新たな勇者レオンとともに、魔王討伐の旅を始めていた。

勇者レオンを迎えた一行は、国境砦での戦いを経て再び前線へ向かっていた。


 砦の戦の後、私たちはしばらく宿屋で休養をとっていた。

傷の癒えぬ者も多く、剣を握る手にはまだ痛みが残っていた。


 数日後、王より新たな指令が下った。

魔王が単独行動をとる日時と場所が、ついに掴めたという。


 情報によれば、魔王は年に二度、新月の夜にのみ祭壇へ赴く。

闇に紛れれば気づかれずに近づける――好機だった。


 四つの勇者部隊、総勢二十余名が選抜された。

その中に、レオンの名もあった。

私たちは誰も口にしなかったが、これが最終の戦いになると悟っていた。


 その夜、二十余名は四手に分かれ、森の奥へと潜入した。

祭壇の入口には衛兵がいたが、闇と混乱に乗じて突破できた。


 カインが仕掛けられた罠を解除し、私は万一に備えて結界を展開し続けた。


 息を呑む音さえ、聞こえてしまいそうだった。

張り詰めた沈黙の中、進軍する。


 私たちの部隊はついに祭壇の前にたどり着いた。

森を抜けた瞬間、冷たい風が頬を打つ。

祭壇は旧砦の地下聖堂をもとに築かれていた。


 魔王は、そこで静かに祈りを捧げていた。



お読みいただきありがとうございました。

次回は 11/10の朝8時ごろ を目安に投稿する予定です。よろしくお願いします。

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