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少年vs警察&テロ組織 

ガルダは戸惑った


ロイ少年を乗っ取る前のガルダの本体は

ミェレアの塵滅消葬によって、探知する術がないほど痕跡を残さず消滅させられている

そしてガルダへ変装していたミェレアの仲間、ツシッツの遺体は確実に変装魔法で偽者だと判断が付くはず

しかし、総裁ダルグスは(ガルダ)を殺した少年だと認識していて

入り口に立ちはだかり、ガルダとミェレアは袋の鼠の状況

こうなったら、後手に回り過ぎる前に錯綜させるしかない

『ダルグスは私達の悲願を把握しています!ここでケリを付けないと次は貴方の番です!!』


ダルグスは早急に制圧する為にキューブ型の魔道具を発動させ

中から現れた茨が四方八方へ伸びていき床や壁を覆い尽くし、通信魔法を起動させた

『存亡危機、魔軍の応援を──ッうグ!!』

その瞬間背後から反映魔法を重ねた滞魔必収奪を纏ったレヴィンに飛び膝蹴りを入れられ倒れ込んだ


ダルグスの通信魔法を吸収出来たことによって確信していれられた一撃

反射魔法を突破したレヴィンは内心喜び心躍っていたが予断を許さない状況に畳み掛ける

『この前はカルレアと一緒に見逃してくれたんだから、今回も黙っててくれるよな?』

レヴィンは杖を耳に当てて、通信魔法を起動するそぶりを見せつつ

ダルグスにかけられた守護魔法を一つずつ吸収し丸裸にしながら問いかける

攻撃を通せた事と無力化させてる事によって、笑みが零れながら脅すその姿は邪悪に見違えるほどだった


『ミェレア全てを水の泡にするつもりか?』

ダルグスはレヴィンに返答せずミェレアに問いかけた

『理簒奪』

沈黙を続けるミェレアの杖をガルダが奪い、レヴィンは無詠唱の理簒奪で倒れ込んだままのダルグスから杖を奪っていた

レヴィンによってダルグスは追い詰められているはずだが、依然として心拍数は高まっていない


『私が大事なのはアレン、何ら変わっていないわ』

『アレン?』『・・・夫ですねえ』

禁忌によってカルレアの両親は連れ去られた事を思い返す

最悪亡くなっていると思われた母ミェレアは魔法管理局の職員となっており、娘を人質にしてまで立ちはだかった

父親も彼女の様子からして、どこかで生きているのであろう

しかし優先順位を付けていたとして、娘のカルレアやリレアをぞんざいに扱った彼女を

レヴィンが許せるはずもなかった


『ならば、こうしよう』

ダルグスは魔道具から出てきた茨に両の手で触れて操り始める

レヴィンが止めようと動き出す前に背後から束縛され

ガルダも成す術無く同じように手足を拘束され身動きを封じられる

『んだぁ!!これェ!!』『これはまさか・・・』


『導師様の魔道具だ これを使った時点で導師様は事態を把握されておられる』

魔法の正体を掴めぬままレヴィンとガルダの纏っていた魔法を解除され

新しく魔法を使おうにも練られた魔力が身体にまとわりつく茨によって吸収され不発に終わる

『私は導師様から、謀反を企てる者にも一度は慈悲を与えよと命を受けている

     二度目は無いのだ少年』


『ふん、ここで殺すのか?』

レヴィンは腰に携えたままの剣に嵌め込んである転移の魔石に指で触れる

『遺体からでも記憶は引き出せる、死にたいなら殺してやろう』

『私が操ってる者の記憶を引き出しても徒労で終わるだけですねえ』

ガルダはカマをかけてその場しのぎの時間を稼ぐが、無力化されている為に打開策が無く交渉するしかなかった


『無意味な嘘ね、相手にしなくていいわ』

ガルダの戯言はすかさずミェレアが無力化し

茨によって取り返された杖をダルグスが拾い魔法を唱えた

『展開し 敵へ導け 八当反撃』

透明な大きな板が5枚、空中に展開されガルダが息を飲んだ


『殺すなら最初は私からでは?魂となり逃げだせますが』

『貴様の戯言はもういい』

ダルグスは銀貨を取り出し展開された八当反撃に投げて、ひたすら板から板へ反射する度に加速し

目にも止まらぬ速さになった銀貨がガルダの心臓を貫くと同時にダルグスの心臓付近に剣が転移した

『ウグッ』『ッケハァ・・・ッ馬鹿な!?・・・』


先の戦いで転移魔法を殺す手段として使ったガルダを見て自分なりに考えた故の方法だった

無詠唱とはいっても空間に漏れだす魔力を吸い取られては魔法の発動は出来ないが

転移の魔石に予め込めておいた魔力を使い転移させた


『俺もあんたに慈悲をかけたいところだが・・・ヤるしかねえ』

剣は導師の魔道具の影響すら無視して、再びダルグスの体内の別の場所に転移し深手を負わせる

『これはッ・・・導師様の・・・何故・・・』

無論ダルグスは転移魔法を十全に対策しこの場に赴いていた

しかし剣を扱っていたレヴィンすら知らぬ権能によって対策は突破され敗れたのだ


『お前は旦那が一番大事だと言ったな、俺はカルレアが一番だ』

『ッちィ』

杖を簒奪されたままのミェレアは自身の魔道具を起動させようとするが

茨によって機能は停止され、舌打ちするしかなかった

ミェレアに出来る事が無いと察したレヴィンは深手を負ったガルダの元へ駆け寄った


ガルダは治癒魔法を行使しつつ転移魔法を心臓が担っていた全ての静脈と動脈部分に転移魔法陣越しに

繋ぎ合わせる事で心臓を貫かれていてもなんとか血液を循環させて生き長らえていた

『良かった・・・!首の皮一枚繋がってるなぁ!!』

痛みを堪えながらガルダは頷いた


『さっさとずらかるぞ』

二人が部屋の入口に目を向けると、茨に飲み込まれていた

そして床に張っていた茨が大きく急速に成長し、そこからレヴィンと同じ剣を携えた若い青年が現れた


『『『導師!!』』』

肖像画でしか見た事が無かった導師を初めて目の当たりにし邪悪さに威圧されるレヴィン

ガルダは魂となりロイの体から離脱するも逃げ場が完璧に塞がれている事に絶望し

ミェレアはただ睨みつけ、痛みに悶え死ぬ寸前だったダルグスは微笑みながら逝った




このペースだと全く終わりが見えないので

漫画に専念します



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