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少年少女たちは記憶を失い互いを忘れていく

レヴィンは一心不乱に突き進んだが

船に戻って来ていた。

『はーい30分経過~折り返し残り30分だよ』

宣言通り砂漠に入った以降の記憶は残されたまま海底鉱山に入った直後の記憶まで失われる


『!?何で俺がガルダ何かと通信をッ!?』

消された部分と残された記憶のせいで自分の記憶が疑わしくなって混乱するレヴィン

この剣もロイから貰った物なのは覚えてる・・・だが変った魔石も付いてる・・・

海底鉱山を攻略し終わった後の出来事なのは間違いないが致命的な欠落に困惑する


『いやでもカルレア達を何とかしないとッ!!!まずいまずいまずいッ!!!!』

最初に出てきた船の場所、元の地点に戻ってきたという事は

魔法が行使されてなければ、球状の空間と言う事だ

壁が無いんだから天井か地下を突き破るしかない


だが球状の中身もしっかり空間が作られていたら・・・?

やはり魔法を喰らってでも天井を突き破るしか無いと感じていた

『この短期間の記憶を失って、魔法も多分使えなくなってるのもあるだろう・・・

  もしかしたらこの剣も・・・もっと使い方が分かってたかもしれない・・・。』


天井に挑んだ際の滞魔吸奪は覚えている・・・

記憶が失われ使える魔法もわからなくなるこの空間は

初動で解決できなかった時点で詰んでるだろう

もしくは砂漠に入った時点ですべての魔法や使い方をおさらいしておくべきだったのだ


『つまんねえなあ・・・・』

解決策が見つからず仰向けになり黄昏る、相手の思い通りとなる結果を想像し憎しまずにはいられない

だがこの感情もどうせ消されてしまうのだろう・・・本当にやり方が気味悪い

ガルダ・・・あんな奴でも今助けられたら感謝するだろう・・・


『二人の少女は、火で体に刻印を入れながら攻略してるのに自分は諦めるんですか?』

レヴィンはまたもや吸収魔法で砂漠から生えてきた青髪の少女を魔力として吸収する

『誰かに助けてもらうつもりでいるの?』

『物凄く情けないわね』

出なくなるまで吸収し続けた


そして恐らく3人で海底洞窟を攻略した事、父親の魂を吸収して乗っ取っていたガルダを退けた事

カルレアとリレアと言う姉妹が仲間でいてくれたこと

記憶を消されることを懸念してレヴィンも火の刻印で自分に記していた


『痛すぎるし、ヒリヒリするんだが・・・』

レヴィンは書き終わり、痛みに耐えながら空を眺めていた

滞魔吸奪とかいう吸収と妨害魔法の合わせ技、今でも使う事は出来た

だがこれを使っても電撃を吸収せず寧ろ此方側が丸ごと吸収されていた

3人なら何とか出来ただろうに、一人でどうしろっていうんだろうか・・・


───────

カルレアとリレアは再び記憶を消されて

ガルダを倒した直後まで、3日分の記憶を失ってしまう


『なにこの深い穴・・・?』『落とシ穴・・・?』

『レヴィンはどこ?』『この場所は一体・・・』

二人は一旦穴から風魔法で脱出し、周囲を確認する


痛みが疼く手に目をやると刻印されていて驚いた

『レヴィンの名前が体に刻まれてる・・・え?え?彼氏?』

『私には・・・記憶を消される空間魔法、とにかく掘削してって書いてあル』

各々動揺しながらも、穴に戻りとにかく掘削しながら話していた


『・・・多分次に記憶消されたラ、私レヴィンの事忘れちゃウ・・・』

『わ、私ちょっと刻印するね』

カルレアは、レヴィンの奮闘によってガルダを倒せた事や

リレアの為に初対面で不審者と間違われ拘束されてた事も記した後に作業に戻った


『これ掘り進めたら出られるのかな・・・?』

『私のポケットにあった魔道具使えば出られるのかも・・・しれない、よくわからナイ・・・』

リレアはリレアは次記憶消されても直ぐ立て直せるように指示とレヴィンを可愛い弟子と刻印し

魔道具の事も体に刻み、次の記憶消去に備える


深さ35m程まで掘り進めたが空間魔法の底に突き当たる事は無く、ただ刻一刻とその時が迫っていた

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