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少年と少女達は分断される

レヴィンは二人にボコボコにされ落ち込んでいた後に

『うみゃうめえッうみゃあッ』

昼食にカルレアが作ったカツサンドを食べてレヴィンは猫のように呻き元気を取り戻した後

3人は合同で魅了対策の魔法回路の発現に向けて鍛錬していた


もう出来ちゃったかも

無詠唱という特質性もあり、魔法の発現に関しては人一倍速い

魔道具の鏡(ドッペルゲンガー)に映ったまま集中し何度も詠唱を繰り返すカルレアに水を差す

『鏡のカルレアに質問したい』

『何でも答えてあげるよ』『絶対駄目』

本心である鏡のカルレアは答えてくれるのに、本人曰く駄目らしい。

押せば何でも答えてくれるんだろうか?


『ガルダと一緒に船で過ごす事になったらどうする?』

『『絶対嫌』』

両者恐ろしい顔つきに変わり口を揃える

『カルレアはリレアと一緒に寝て、俺は扉の前で、ガルダは船外の魔道具(マトリョーシカ)の中なら?』

『『絶対嫌』』『私モ』

リレアまで拒否され、


『てかこの魔法素晴らしくないか?本が同時に2冊読めるぞ!!』

風魔法で本を2冊眼中に浮かばせながら見せつける

レヴィンは頭の中で同時に二つの処理、計算が出来るようになっていた


『早すぎるよ!!やっぱり凄い!』『『・・・・』』

鏡のカルレアは褒めてくれたが、二人は沈黙していた

二人ともさっきまで俺をボコボコにして喜んでたから余計に言葉が出てこないのだろうか

『あれ…お二人さんまだ・・・そこ?』

屈辱的な格付けされた男はチャンスを逃さず嘲笑った

カルレアは魔道具を終了させ、リレアと一緒に魔法回路の詠唱を再開する


二人共沈黙し続けつまらないから鏡をリレアに向けてみる

『どうしよウ成長速すぎ役に立てない足手まといになる』

リレアの心の声は駄々洩れとなり、心の中では恐ろしくネガティブで衝撃を受ける

『自己評価低すぎそんな事ならないよリレア師匠』

『もっと褒めて欲しかった私を弟子にするなんて言ってた癖に』

鏡のリレアが返答し続ける

レヴィンはすぐさまリレアの傍に行き肩をゆする

『リレアは偉大だよ、何度も救われてるし頼りにしてる足手まといは俺だから』

『もっと早く言ってほしかった顔熱すぎやばいなにこれなにこれ』

顔を真っ赤にし目は泳がせ慌てるリレアはあわあわ言いながら五月蠅い鏡を黙らせた

『私は二人きりの時に褒めてね』

レヴィンは耳元でカルレアに囁かれて酔いしれそうになる


『仲睦まじい所すみませんねえ?』

レヴィンの剣に通信魔法を使って連絡をつけてくる

『ミェレアに体を消滅させられましてね、ツシッツとかいうお喋りさんが

    私そっくりの体で活動してるので、お気を付け下さい』

『じゃあお前もう職員でもなく見捨てられたのか?』

『いえ、背乗りの口止めを理由に管理局の情報提供と連絡手段は新しく繋ぎました』

『ならもう、一緒に行動した方が良くないか?』

レヴィンのその一言に、カルレアとリレアの表情が険しくなる

『やだやだやだ』『駄目駄目ダメ』と二人に挟まれ小さな声で喚かれる

『私も出来れば同行したいですが・・・とりあえず緊急時には私を召喚してください』


『ちょっと待て、今は誰の体でお前喋ってるんだ?』

『貴方に償いたいというお方に同意を得て、体を借りてる状況ですねえ』

償う?ショイサ村の通報した誰かか?

『誰か知らんが、そいつの体で無茶すんなよ』

『貴方はご自分の心配をした方が良いですよ、船の自由を失って誘導されてる事に気付いていらっしゃいますか?』

『なんだって!?』

自動操縦させている船の位置情報に何も異常は見つからない

何の事だかわからなく、問質そうとした

その時だった


『『ッきゃあああああ!?』』『ッうお!?』

船が突然大きく揺れ出し、船室に大量の海水が流れ込む

レヴィンは船もまとめて転移させようとしていたがガルダが残した転移阻害の結界によって阻まれ

一先ず3人は水魔法を使い流入を抑えて排水するも、次の瞬間3人は気を失ってしまう


船は海底から突如現れた大きなクジラによって飲み込まれ再び海底に沈んでいく

レヴィンが目を覚ますと、船内には二人の姿は見えず

船室を出ると周りは砂漠に囲まれていて空は赤く染まっていた

『・・・・ねん!?・・・少年!?少年!!どうしましたか!?』

通信魔法によって剣からガルダの声が聞こえてくる

『何かに飲み込まれて目を覚ましたら、俺だけ砂漠に船ごと飛ばされているんだ』

『ミェレア達は少年を見定めると言っていました

      何度も試してますがそちらに転移出来ないので自力で乗り越えてください』


船内に残された3人分の記憶弾(メモリーブレッド)魔道具(マトリョーシカ)を1つを回収する

『船の誘導に気付けてなかったのなら、幻覚魔法にもかかってる可能性がありますね

         慎重に..の空....を攻....略し...う』

ガルダの通信魔法も遮断され、ついに一人になる

レヴィンは追われる身となった4日前を思い出す

あの時はすぐにカルレアと出会えて助けて貰えてなかったらすぐにガルダに乗っ取られていただろう

4日間で様変わりした今、孤立無援である状況に逆に燃えてくる

レヴィンは早速魔道具(マトリョーシカ)に船を収納し歩み始めた



読んで下さりありがとうございました

どうか・・・どうか評価をお願いします><><

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