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知らないって言うんでしょ!!  作者: 亀岡たわ太
3/14

文化祭は開始30分でやる事が無くなる時間帯がある

頑張りました。実験作です。2日目。


よろしくお願いします。


たまに編集します。

 

 チョコレートとクリームが混ざり合う。


 渦の白黒、アイスの白黒。


 チョコミントは好き、嫌い?


 我慢の味はビターです。


 甘いバニラ、酸っぱいオレンジ


 りんごはりんご、パイナップルは南国で


 苺をトッピングしたらカップルはメリーゴーランド




 赤髪の女子高生は俺の腕を掴み学校を走る。俺は少し恥ずかしかった。長い髪、赤いツインテール。後ろに香るシャンプーの成分。近くの女子校お嬢様学校。やはりお嬢様は違うなあ。


「ほら、着いたわよ。」


 中庭のクレープ屋前。野球部の男子が驚いている。文化祭はいつも中庭で野球部がクレープを作っているようだ。俺は昔からクレープが好きだ。この娘はその事を知っているのか? 俺の方が食べたい気持ちを抑えながら聞いた。


「クレープ、食いたいのか?」


「そうよ。」


 言ってくれれば走らなくても。その娘は怒りながらも試すように返事した。やはりツンデレのようだ。自信満々に少女は語る。


「覚えてないようだから名乗るね。私は赤月玲奈。どう?これでも思い出せない?」


「うーん。」


 こんな可愛い知り合いいたっけ?? 俺は記憶にない。ほぼ女子は最近志保だし、いじめてくる女子はいるが。


「もういい、クレープ奢ってくれたらそれでいい。それでおしまいにしてあげる。」


 赤月玲奈は不貞腐れた。


「そうか……。」


 何が何やら。でもこれで面倒事から解放されるなら。俺には光が差した気分。クレープクリームマシマシ頼もうかな。


「ほーい。タケル。楽しんでるかぁ?」


 志保だ。俺は暗雲立ち込めるのを肌で感じた。財布の紐が固くなる。赤月も俺の予想した反応。顔が引き攣っている。

 俺、昔彼女いたっけ??



「あの、タケル。この野うさぎはどちら様で?」


 玲奈はまた怒り出した。典型的なツンデレに思えるのは俺だけか?


「うさぎちゃんだよ。タケル。私にもクレープ。」


 志保は相変わらず女子にも容赦なく天然だ。状況が分かってない。俺も分かってないが空気を読め! 玲奈が言い出す。


「タケル!! 追い出してよ!! この子!」


 あーー。修羅場ってやつか?玲奈と志保が言い合っている。俺は逃げたくなった。SNSでは有名人だが根は陰キャなのでコミュ障なのだ。


「タケルッ!」


「タケルぅ!!」


 玲奈と志保は俺を見つめる。ゲームシナリオやなろうなら最高のシチュだがここは学校、リアル現実で修羅場はきつい。


 クソッ。やけになった俺は赤月玲奈に事情を聞く事を選んだ。赤月の腕を引っ張る。


「志保わりィ。今日はこいつと付き合う。そんじゃな!!」


 俺は玲奈を連れて走る。志保には後でどうにかなる。友達だから。玲奈をこのまま返すわけには。俺の過去と何か関係があるのだろう。


「えーーん!! タケルのバカァ、クレープくらい奢れぇ!!友達だろォ!!びえん。」


 志保を置いて今度は俺が玲奈の手を掴む、走って校舎の間裏庭に走った。

 よろしくお願いします。


 元々同人ゲームを作る目的で書いてます。それで同人サークルメンバーさんから意見聞きながら編集するのでちょくちょく内容変わります。


すみません。

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