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玲奈出会い ゲーム用
B 1
赤富士高校東京近郊の一般の高校だ。そこの地下のフロアの奥の方、そこに我がノベル同好会の部室がある。俺は志保と別れ部室に急ぐ。志保はバドミントン部だからなあ。
なろう常連のオレ、タケルはノベル文芸本を用意した。さぞ始まる前から並んでいるだろうと部室のドアを開けた。俺は浮かれていた。
「あ、」
「あ、」
気まずくも恥ずかしい時間が過ぎた。
女子が一人いた。赤服のブレザー。近くのお嬢様女子校の制服だ。狭い部室だ。窓も無い。それでも他校の女子と二人だけはちょっと恥ずかしいし。行列が出来ると思ってた自分も恥ずかしい。
「あの。」
1、「俺に惚れたか? 良いぜ! 話そうか?」
2、「ノベルだな、はい、300円。」
3、「君は? 誰?」